鰯の独白

鰯は、鮪よりも栄養価が高いのです、たぶん。

SNS鰯の記録15(2024/01/01〜01/10)

【はじめに】

2024年を迎えて、平安な一年を願ったものの、その想いは初日から打ち砕かれた。世界中が混乱と争いに苛まれる中、日本だけは例外、とはいかないようだ。今年はきっと、去年よりも辛い一年になるだろう。使いたくないことばだが、「覚悟」が必要になると感じている。

 

2024/01/01

投稿なし

 

2024/01/02

自助、共助では限界がある。公助が必要。被災地域の人たちを救うべく、国が動くとき。

被災地域の方々は、心細い夜を過ごされたことだろう。私も数年前の熊本地震で、停電で不安な夜を過ごした。朝の光がなんとありがたかったことか。ましてや北陸の寒さは厳しい。どうかご無事で。

 

2024/01/03

今年も子どもが新年をわが家で過ごした。チワワも連れて。無理して来なくてもいいよとはいっても会えるのはやっぱり嬉しい。去年よりダンナがリラックスしていた(よね?)のも嬉しい。が、新年から能登半島地震羽田空港での航空機衝突など、大変な出来事が立て続けに起こった。浮かれてはおれない。

未明ふたりは帰路についた。道中気をつけて……

 

2020年12月に出版された新書だが、菅義偉政権の時節に、まだ民主党を揶揄している帯文のズレっぷりが痛い。悪意まる出し。

いえ(新書は)2009年4月出版です。2020年に出たのは同書の文庫版です。
ツイッター(X)で投稿主から再び引用の形で訂正された。
やはり引用リツイートは慎重に使うべきだ。私は帯文に目が行ってしまって肝心の刊行日を間違えてしまい、田野大輔先生の元ツイート(の主眼である本の内容そのものへの批判)をいくぶん逸らしてしまった。反省。

ヒトラーの経済政策』(武田知弘著・祥伝社刊・2009年)。文庫版は2020年12月に出版された新書だが、菅義偉政権の時節に、まだ民主党を揶揄しているズレっぷりが痛い。三省堂書店神保町本店・奥村淳氏による悪意まる出しの帯文だ。

私は民主党時代が良かったとは思わないし、鳩山由紀夫はともかく、増税に舵を切った菅直人野田佳彦の内閣をあまり評価していない(と控えめに記しておこう)。それでも安倍晋三菅義偉岸田文雄と続く自公政権よりははるかにマシだったし、民主党を悪いと断ぜば事足れりとする風潮に終止符をうたねば日本の未来は暗いと思う。

なにかとあれば「悪夢の民主党政権」と言いたがる連中も、そろそろその思考停止をうながす常套句に頼らず考えてみては、どうか。

 

【速報】魚町銀天街で火災(九州朝日放送

小倉の象徴が…(半kichiさんのツイート)

また⁉︎ 北九州は2022年3月に旦過市場一帯が大火事になったが、今回の火災も、あの近辺だよね。

 

私は1996年に『離してはいけない』というアルバムを自主制作した。500枚オーダーしたうち400枚は世に出ている(うち100枚は各所に配った。残り100枚は今も私の部屋に眠っている)。反響は、まぁ無いに等しかった。

kp4323w3255b5t267.hatenablog.com

今回、自分の作品をサブスクリプションにあげてみようかと考えたきっかけは、自分のあずかり知らぬところ(Rate Your Music)に、拙アルバムの写真が載っていたからである。レートというからには価格がついているのだろう、ログインして調べてみると3.50(3ドル50セントか?)で購入可能のようだ。私は販売した覚えはないのだが、おそらく誰かが中古盤として出品したのだろう。しかしヘンな気分だ。むかしB__K_FFでこの盤を見つけたときのようだ。

だったら自分の作品くらい、自分で管理しようと思った。さいわい音源はぜんぶ手元にあるので。まずは『離してはいけない』以外からも含めた、ベストセレクションを編集しようと考えている。

経過はまた報告する。

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先日、<プレイリストを作るときいつも心がけているのは、自分の好きな曲ばかりにしないことと、良し悪しの判断がつかない曲をあえて残しておくこと>だと書いた。そのココロは、自分が何度も聞きたくなるように、自分の好みを裏切るようなハッとする場面を設けておく、という意味なんだ。でないと飽きちゃうからね。

飽きちゃうといえば、私はもう他人の曲を並べて自分の好みをこしらえる遊びに倦んでいるんだよ。遊びというよりか作業に近くなっているし。それはブログにSNSのまとめ記事を書くのにも共通することなんだけど。なんだか、いくら並べても周囲をなぞっているだけの感じがしてさ。本質じゃない、まんなか空洞だぞ、そうやって自分を成り立たせている要素をいくら並べても、自分自身を表出したことにはならないんだぞ、という疑念がどうしてもつきまとってね。

いま私は音楽活動をしていないし、再開する予定もない。だからといって昔の音楽を公開するのはどうも潔くない、後ろ向きな行為のように思えてならなかったのね。でも、それはカッコつけに過ぎないと考え直したんだ。昔の自分を否定する必要はない。もう一度、見直してみてもいいんじゃないか、と。

とはいえ過去音源を聞くの、けっこう抵抗がある。もう何年も聞いていないもん。昔の自分と向き合うの、けっこう勇気が要るよ(苦笑)。

 

森哲平さんのリンク先に橋本治の引用があって、なるほど「自分で考えな」のアティチュードが両者に共通しているなあと感じた次第。

レイ・デイヴィスもそうだな。洞察力と辛辣さと平衡感覚と。教条主義に陥らないあたりが。

open.spotify.com

2024/01/04

昨日まで家にいたのでたまにテレビを観ていた。相変わらず民放はお笑い芸人が(文字通り)泥だらけになりながら、自分たちを使ってくれる放送局への賛美を叫んでいた。教育テレビでは平安時代から連綿と続く国体護持を、日本人自らが望んでいるように太田光が語っていた。変化の兆しを諦念に導くべく。

 

2024/01/05

熊本地震のとき、本震の4日後には自衛隊の給水を受けられる体制が整っていた。正月という時期や道路状況等いろいろ要因はあるだろうが、今回の能登半島への救援は遅すぎるし、少なすぎる。比較はしたくないが熊本よりも被害は甚大だ。ならばなおさら国が率先して号令をかけ、動員し、物資を届けるべきだ。

小さな男の子が、
ワレワレハ・ウチュウジンダ・コノホシヲ・ホロボスゾ
と連呼している。
私は、
コノホシヲ・ホロボスノハ・ホカナラヌ・ジンルイナノダ・スクナクトモ・コノクニハ・イセイシャニヨッテ・ホロボサレソウダ
よ坊や、と心中つぶやいた。

 

2024/01/06

自民、公明、立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の6党は5日の党首会談で、所属国会議員による能登半島地震の被災地視察について、当面自粛することを申し合わせた。救助活動や支援物資輸送の妨げになるのを避けるため維新などが提起し、岸田文雄首相(自民総裁)は「自分自身も見合わせている」と応じた。【時事通信 2024年01月05日18時16分】(大濱﨑卓真氏のツイート)

結構。気概のない政治家は被災地視察を見合わせてもらいたい。現地の様子を知らない、他人事みたいな首相をはじめ、冷静沈着が議員の嗜みだと考えている議員たちに来てもらっても現地の人たちは嬉しくない。横紙破りが承知の山本太郎、だが申し合わせとは無縁だ。私は絶対的に彼の現地入りを支持する。

これを「パフォーマンス」「スタンドプレー」などの一言でしりぞける意見に、私は同意しない。議員全員が彼のように行動する必要はない。ただ一人くらい、即座に現地入りし、今の状況を知り、何がニーズなのかを調べ、伝え、動かす議員がいたっていいじゃないか。いなけりゃおかしい。

私は山本太郎を支持する、彼は一筋の希望だ。

先の山本太郎による被災地状況を知らせる長文レポートにかぶせるように、選挙プランナーの大濱﨑卓真が、 時事通信 2024年01月05日18時16分の記事を引用リツイートしている。どうやら大濱﨑氏は「党派間の調整を無視した山本太郎」という構図を鮮明にしたいようだ。そこで私は山本太郎の現地入りを支持する引用リツイートを投稿した。

れいわ新選組関連の話題になると距離を置きたがるマストドンのみなさまにも、いちおうご報告しておきます。

それぞれの党の議員が各自治体の首長が、今できることをすればいい。住宅の無償提供とか現地で必要な事務手続きの人員派遣とか。そういった動きや差配をさまたげたくないし、注文をつけるつもりもない。けれども、現地入りした者が肌で知った情報はこの上なく貴重だ。現地の声を蔑ろにしないでほしい。

不作為の言い訳は聞き飽きた。為政者なら民と共にあるという姿勢を示せ。現地の声を直に聞き、早急の対策を講じるのは、ほんらい内閣の首長である総理大臣のなすべきことだ。岸田文雄は被災地の惨状を直視せよ。

緊急事態の最中にあっても予定された新年会には欠かさず出席する政治家。醜聞がある芸人が出演の年末に収録した新春バラエティーを躊躇わず放送するテレビ局。不要不急の催事や番組も、いったん決めたら中止ないし延期の合理的な判断ができない。あくまで強行した結果、事態はさらに悪化する一方だのに。

止めたらしぬの呪縛に苛まれるニッポン。万博も、原発も。破滅にいたるまで停止できない。

マイナンバーカードをお持ちの方のみへのインフォメーション。停電が続き、通信が途絶し、デジタル環境が壊滅している地域への配慮は微塵もない。酷なことをするデジタル庁。

熊本地震では震度5以上の地震が何十回も頻発した(データは各自で調べてください)。本震よりまだマシと思いこもうとしても、揺れが来るたびに精神力の削られる感じがした。くり返し押し寄せる地震は、仮令その時やり過ごしても、後からボディーブローみたいに、じわじわ効いてくるのだ。

木原稔防衛相は何をしている。今こそ地元熊本(1区)で得た震災時における知見を発揮する機会ではないか? 率先して首相に進言せよ。自衛隊を動かせ、と。

 

SNSばかり見ていると頭が煮えそうだから、裏庭のたわわに実った橙(ダイダイ)を収穫した。今年は豊作だ。100個はあった。おまけに出来がよい。絞った果汁ストレートに飲んでも美味い。甘味いらずで爽やかだ。

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(平河エリ氏の、山本太郎の行動を「愚行」とした投稿に反論した引用リツイート

現地におもむき、被災地の現状を実際に見ること、被災者の声を聞くこと、肌でしること。その上で政治にできることは何か。それを伝える使命が政治家にはあるだろう。それを愚行と呼ぶのは不当であるし、れいわを支持する層を愚弄するのも大概にしてほしい。

(平河氏を批判したマサダ・オールドスクーラーさんへの返信)

なにが「需要と供給」だ、需要の僅かな政界ウォッチャーが、たいした情報も供給できないくせに、と思いますね。

www.nikkansports.com

ほほう典型的こたつ記事ですな日刊スポーツ。まあカレーの件は本人がレポートに記しているままなんだけど、炊き出しのカレー山本さんも食べませんかと招かれたのを断ったらそれこそ無粋だし失礼じゃないか。「否」を唱えている方々も少しは想像力を働かせてみては如何?
私は彼に共感の「賛」を送ろう。

(太郎ちゃん推しのTAKAさんへの返信)

2018年に<新宿西口で「アベ政治を許さない」ポスターを置いて、みんなでフォークソングを合唱しているご老人たちがいたけど、あれはキツイ。街宣右翼よりもキツイ>と冷笑的ツイートしているのをみて以来、私は平河氏の発言をいっさい信頼しておりません。

(わたMAMA NO WARさんのツイートへの返信)

その方、なんか誤った報道を鵜呑みにしていらっしゃるようですね。パッと思い出すだけでも、石川県には航空自衛隊小松基地があります。他にも、陸上自衛隊金沢駐屯地、さらには航空自衛隊輪島分屯基地もあります。
でも、実際に面と向かって訂正するのは、なかなか難儀ですね。

市議会県議会のみならず、国政にも実際に被災された国会議員がいる中、スタンドプレーで1日2日現地を見た「程度」で現状を理解したつもりになる、県市が不要普及の来訪の自粛を求めている意味も理解しない、その傲慢さを私は愚行と呼んでいます。(平河エリ氏の、引用リツイートによる私宛の反論

では、国会を熟知なさっているあなたは、他の党の代表や国会議員がこの緊急事態にどう対応し、奔走しているかを書けばいい。ライターであるあなたの筆が飾りではないなら、これだけ市議会県議会が連携し、被災地を救援しようとしていますと、目ざわりな議員の愚行を詰るよりも先に、世に広く示せばいい。(平河氏への再返信)

被災地の議員は被災者であり、家族もいる、選挙区の有権者もいる。懸命に救援活動をしていることに疑いはない。しかし、だからこそ外部の、地域の縛りから自由な野党の議員が現地入りすることに意義がある。状況を多角的に見ることも含め、行政の権限を持つもの“のみ”で現地視察を完結してはならない。

野党や議会にできることは現時点ではかぎられており議会の責務を果たすならまずは謙虚に被災地選出議員の声に耳を傾けるべき>だというなら、その声を届けることこそが政治に関わるライターの矜持ではないか。被災地選出議員はおそらく発信どころではあるまい。彼らに代わって声を伝えてくれないか。

できることが限られている野党議員だからこそ、各方面の思惑に斟酌せず目の前で困っている被災者の意見をダイレクトに伝えることができる。行政の権限を持つ三役や総理だけに現地入りする資格があるという考えは、政府の意図する対策のみが正しく、他の意見は斥けるといった、きわめて内向きな意見だ。

熊本地震で被災者したとき、私は「野良ボラでもかまわない。支援に来てくれただけでもありがたい。遠慮せずに手を貸してくれ。歓迎する(大意)」と発信した。石川と熊本では被災状況が違うけど、私は「シロウトの野良が来ても足手まといで現場は迷惑なだけ」という言説の流布が、たまらなく嫌だった。

熊本と石川では被災状況がまるで違うが、現地入りを避け、あまっさえ糾弾するような風潮に違和感を覚える

極論だけどね。
支援活動にはノウハウがある。しかも状況は常に変化しており、前例が通用しない場合もある。経験者の意見は貴重だけれど、新米が参入できる余地は残しておくべきだ。今は現地入りに制限が設けられるのも仕方ない。だが、そのまま余所者を排除するようになるなら、被災地は救われまい。

早川由紀夫先生(ブロックされているけどさ)によると今回の本震は熊本地震の5倍なんだそうだ。ならばなおさら、助けに行かねばならない。公助が期待できないなら、せめて共助の道を開いてくれ。国は被災地域を隠ぺいしないでくれ。

 

昼ごろ平河エリ氏へ引用リツイートして、それへの反論が引用リツイートでされていて、それにまた再反論してきたところ。Xでのやりとりは最近ご無沙汰していたが、久しぶりにやってみたよ。れいわ支持者を愚弄するひまがあるなら、地域で救援活動に奔走する地元議員の様子を書けばいいのに。目ざわりな議員の愚行を詰るよりも、そのほうがよほど世のためになる。 (詳細はツイッターXで。リンクは貼らない)

なお、カレー云々についても、日刊スポーツのアカウントについて書いておいた。被災地で出されたものは拒んじゃだめよ。食べなくちゃ。

しかしまあ、「私はれいわを支持していないが」と断る人の多いこと。これから私も、立憲の議員が目覚ましい働きをしたときも、「私は立憲を支持していないが」と前置きしようかしら。

今日は一日じゅうツイッターに振り回された感じ。ま、自業自得なんだけど。しかし引用リツイートなんて、するもんじゃないね(自戒)。
午前に収穫したダイダイに、しゃれた模様の一個があった。これは仏壇にお供えしよう。

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2024/01/07

(瀬戸内海アマさんへの返信)

よかったんじゃないですか。平河氏の本性が一日にして露わになって。氏の意見に賛同する人も少なくないでしょうが、これまで氏の発信を信頼していた方が離れたケースもまた少なくないでしょう。

 

抜粋。
被災自治体の職員も関係者も被災者のひとりである。
被災者対応と被災者としての自分を両立させる苦しみを背負わせるな。
被災自治体の首長も被災者の1人である。
長期的視点を持って被災住民のために職務を遂行していただけるよう意識して国がサポートするべきである
これが、山本太郎だ。

自分がどう映るか、なんて微塵も考えていない。ただ目の前にある圧倒的な惨状を前にして、被災者の困難を少しでも解消するにはどうすればいいかをフル回転で考えている。そのためには国が率先して動かねばならないし、同時に私たちにも何かできることをしてほしい。それを山本太郎は懸命に伝えている。

その行為のどこが愚行だろう、スタンドプレーだろう、ヒロイズムの発露だろう?
山本太郎は、この国のオーナーは皆さん一人ひとりだ、と常づねいっている。そのために自分を使え、ともいう。おいらが大将、ではないのだ。
彼の提言は、ごく基本的なものだ。ひょっとしたら温い部屋でも構想できる類かもしれない。が、

机上の論理との違いは、言葉に刻まれた、圧倒的な熱量だ。硬質な言葉の裏側に潜んでいる、人を見つめるまなざしの温かさだ。と同時に権力者の怠慢を許さない厳しさと、政府ができる範囲を見切ってしまう冷徹さも兼ね備えている。そして彼の言葉と行動は、人の心に喚起をうながす。せざるを得ないのだ。

まずは現地からのレポートを読むがいい。話はそれからだ。

www.tokyo-np.co.jp

奥山俊宏氏によれば、<総理大臣や防衛大臣陸自内の「隊区」のこだわりを無視して命令を出すことができる>んだそうだ。

つまり、総合的に判断し、被災地に赴くべしと指示できる立場であるのが首相であり、防衛相である。が、木原防衛相は、予定通り千葉での離島奪還訓練を敢行した。非常事態だと承知しながら、救助よりも訓練を優先したのだ。

で、 シロウト考えで言わせてもらうけどさ、第一空挺って自衛隊を代表する精鋭なわけじゃん。私が防衛相だったら、即刻訓練を中止して「能登へ飛べ」と命ずるけどな。訓練よりもはるかに過酷な厳しい任務になるだろうけど、それを隊員たちも望んでるんじゃないかな。

だって被災地は今、離島ならぬ陸の孤島だぜ?

2024/01/08

直近で「陸の孤島」と述べたのは他ならぬ自衛隊幹部。音喜多駿議員(維新)が引用したのと同じ記事から抜粋しておくね。

対応を困難にした要因の一つが被災地の地理的な特性だ。自衛隊幹部は「陸の孤島と言われている半島での未曽有の震災。一番起きてほしくない場所で起こった」と振り返る【毎日】

ところで私は音喜多駿を見るたび、ディズニー映画のピノキオを連想するんだが。(例の図は割愛)

ピノキオ、またなんか言ってるのか。めんどくさいやつだな。何やってるんだ本当に、って啖呵、本人の前で、面と向かって同じこと言えるんだろうか?

(「着陸できるところがありません」とのリプライに)

ヘリ降りられませんか。そりゃ残念だなあ。目覚ましい活躍ぶりを見せてくれるいい機会だと想像したんだがね。
ちなみに私は自衛隊を否定したこと一度もないよ。地震のときお世話になったし。でも今のトップはダメね。日航出身で熊本一区の選出だのに、自衛隊への国民の期待を、てんで理解してないんだもん。

(桃林の桃源郷さんへの返信)

仮に敵が攻めてきたとしても、今の指揮系統なら先に決まった式典を優先するんじゃないか、という意見をみました。想像したくもないですが、たぶん当たっていると思います。

 

SNS鰯の記録14(2023/12/18〜12/31)鰯の独白
年末に3つのSNSに書いたテキストをはてなブログにまとめています。ま、気が向いたら読んでみてください。とくに新規フォロワーのみなさんに読んでほしいな。私はしょっちゅう山本太郎のことを書いているわけじゃないんです。

kp4323w3255b5t267.hatenablog.com

本文より。<平常心で、まじめに書いてみよう。なんの取り柄もない私が、長年SNSを続けてこられたのは、投げやりにならなかったからだと思う

 

私たちは慣れやすい。その性質を熟知した政府は何事もなかったかのようにふる舞う。情報を統制され、代わりに娯楽を充てがわれた私たちは、たいした事ではなかったと日常を脅かすような実際から逃れようとする。が、おかしいと感じたことは記しておくがいい。君の直感、まんざら捨てたもんじゃない。体制に、慣らされるな。

(本件の特殊性に鑑みさんのツイート)

「確かにテレビ局の首根っこの押さえ方は見事でした。救援よりその伝え方のコントロールに政治的エネルギー注ぎ込んでるよね」

(テレビ局関係者ふうコメントを模した私の返信)

「視聴者は、震災の報道よりも『格付けチェック』を待ちわびているんですよ。それにスポンサーからの突上げもある。早く通常の番組に戻せという。国民は観たいものを観たがるものなんです」

(太郎ちゃん推しのTAKAさんへの返信)

棄民政策ですね(呆)。
今日ほどこの人を予防ブロックしておいてよかったと思ったことはない。名前も書きたくない。「左様なら」です。

こういう冷酷な意見に賛同がやたらと増えたのもツイッターがXになってからの傾向ですが、「正気か、オマエら」とイヤになります。

国から発出されるぼんやりとしたメッセージを一熟語で表せば、それは「棄民」だ。証拠となる筆跡をいっさい残さぬまま、ただいま政府は粛々と棄民政策を実行中である。
「現実問題として(棄民を)議論しなければならない段階に来ています」と合理性を追求するリアリストたちは深刻そうにいうだろう。だが、彼らの口から語られるリアルに、私は現実味を感じられない。ただただ空疎だ。

緊縮財政と集団移住の発想は、表裏一体というか親和性が高いのだろう。国の規模を縮小させることで国家予算を抑制できる、という身も蓋もないビジョンがうかがえる。しかしそのアイディアを実行するとなれば、国民は塗炭の苦しみを被ることになるのだが、そこをシミュレートしているのか、甚だ疑問だ。

(Johaさんへの返信)

注意深く言葉を選んでいるようですが、米山隆一氏の企図するところは「強制移住」です。よくもまあ平然と投稿できるものだと呆れました。

よしログさんのツイートより。

嬉々として(中略)政府の弁護を必死にしている人々は、報酬をもらっているからやっているのではなく、本気でそう思っているからやっているのだとしたら?

悲しいことだが、その予感は当たっているような気がする。三日間ツイッターに滞在して私は今、崩壊感覚に襲われている。

(ほとんどが動員、バイトであるとの意見に)

かもしれませんが、それに同調する一般の人も多いはずです。一部の議員や識者が構想する「棄民的強制異動」に首肯する人は決して少なくない。そのことに私は慄いています。

 

2024/01/09

この2日で1キロやせた。ダイダイを搾ったジュースが功を奏していると思う。

 

見て、さわって、聞いて、確かめる。世界はそうやって五感を使い、深部覚を使って確かめないとわからないことのほうが格段に多い。

コッテルさんの言葉、私も還暦過ぎの初老だからかもしれないが、胸の底の方にスーッと収まる。

 

辺野古沖 地盤改良工事に向け きょうにも海上で準備作業開始へNHK
国は能登半島が壊滅的な状況に置かれている最中に、不要不急の地盤改良工事を開始するという。粛々と、これみよがしに。

www3.nhk.or.jp

2024/01/10

そして今日。早くも石材を投入という。なんということだ。終わりの見えない埋立工事を、いったい誰が望んでいるというのか。国が代執行という形で、今この時期に敢えて着工してみせることに、どんな意味があるというのか。

www.okinawatimes.co.jp

助けるな、から、見捨てろ、へと「過激化」した言説の流布。それをもてはやすアカウントのいかに多いことか。私はこの何日かのXの動きをみて、日本人がいかに酷薄だかを痛感した。

(組織的な動員であるという、みつをさんへの返信)

ご意見、理解しております。
私の投稿の主眼は〈過疎地域住民の強制異動という意見が野党第一党の議員等から出ているが、きわめて急進的で過激な思想であるのに、もっともだと思う人が少なくない風潮に危惧を抱いている〉というものです。

(PUBLICAさんへの返信)

一時避難を否定するものではありません。その先のエスカレートを危惧しております。念のため。

 

私は、最初から「どこの党の誰が動こうがかまわない・現地の方を救う手立てを何らかの手段で実行してくれればいい」と考えていた。だから岸田文雄の現地視察を(遅いとは思いつつも)批難するつもりもない。誰が一番乗りしたのかの競争ではないのだから。それぞれが自分の支持する党派の活動を紹介すればいい。

れいわ新選組を支持しているが、一辺倒ではない。たとえば私は蒲島県政を評価していないけれども、熊本地震のときの蒲島知事の動きは国へ矢継ぎ早に要請していた一点をもってしても基本的によかったと評価している。今回の初動の遅さは、石川県知事が馳浩であることが大きい。首長の判断は重要だ。

山本太郎のレポート、私は貴重な現場報告だと思っているけど既出の要望だとして片づける意見も当然あろう。それはいい。ただ、スポーツ紙はともかく主要な新聞テレビが山本太郎の現地入りをほとんど報じてないことは指摘しておきたい。彼の動向を一般は知るよしもない。たぶん知らない人が大半だろう。

私は、大手紙の政治欄やメジャー六党協定からハブられるれいわ新選組を「インディーズだなあ」と歯痒く感じるが、ならばと支持者が草の根で行う無償の広報活動を頼もしく思う。そして<岸田総理が現地入り、方針転換してくれて良かった>と、党勢の拡大よりも被災者の心情を優先する代表を誇らしく思う。

 

【あとがき】

告白すると、じつは私もたかを括っていた。報道のせいもあるが、それほど能登半島の被害は甚大ではなかろうと。しかし、それは誤りだった。

山本太郎は鋭い危機意識からいち早く現地入りし、この災害が予想以上に深刻であること、国や行政の初動が遅く、救助体制が機能していないことを万人に知らしめた。そのことだけでも彼の行動は評価されて然るべきだ。
被災地の現状の厳しさを報告したことで災害を矮小化して済まそうとしていた政府の目論見は脆くも外れた。山本太郎へのいわれなきパッシングは、国の・そして他ならぬ正月ボケした日本人の不作為を暴露したからである。大濱﨑や平河や音喜多の過剰な拒絶反応は、ぬくぬくとした部屋で「何もしてこなかった」者たちの代弁ともいえる。山本の行動は後ろめたさを刺激する。それはれいわ支持者である私とて例外ではなかった。

6日のダイダイの収穫についての投稿に、「庭に実った果実を収穫しながら被災地を心配してみせるとは、優雅というか所詮は他人事みたい(大意)」という批判があった。Qリプの一種だとは思うが、それは胸にグサっと刺さった。痛いところを突かれたと感じた。

この間、インプレッションが万を超えてbuzzったツイート太字)がいくつもあるけど、それらには返信や引用リツイートも千の単位でぶら下がっている。組織的なものであるかどうかは知らないが、たぶんほとんどが罵詈雑言だろう。気分が悪くなるだけだから、私は絶対に読まない。ツイッターXの中では少し知られたアカウントだが、その前に私は平凡な市井の一員である。たかがSNSのために、暮らしのリズムを崩されてはたまらない。ヒートアップしてきたら、とりあえず時間を置く。SNSから距離をとる。このように定期的にブログにまとめることも、自分の言動をふり返るために有効だと思っている。明日につなぐための。鰯 (Sardine) 2024/01/20