鰯の独白

鰯は、鮪よりも栄養価が高いのです、たぶん。

マストドン JP(2022/11/14~2022/12/11)全記録 その1

2022/11/14

mstdnのアカウントを作成しました。しばらくはTwitterと併用します。今は右も左もわからない状態ですが、ぼちぼち投稿していこうと思いますので、よろしくお願いします。鰯

 

いつもの調子で投稿してみる。

昨日は熊本市長選だった。結果は予想通り、現職大西一史の圧勝だった。

そういえば一昨日、市内中心部の辛島公園の前を通過したとき、彼が演説していた。運転中の私に同乗者がつぶやいた。「大西さんの話、誰も聞いてないね」。公園の階段にしゃがんでいる何人かの若い人たちは、スマフォに目を落とし待ち合わせしているだけで、目の前で語る市長に関心はなかったようだ。投票率は30%を割り過去最低。多数に支持されたゆえの三選ではないことを、大西氏は認識しているだろうか。

現職の大西氏が大差で3選果たす 熊本市長選 子育て支援や都市高速整備訴え 投票率は過去最低更新|熊本日日新聞社

先にマストドンの500文字のスペースでのびのびと書いたものを、後ほどツイッターで140文字に圧縮してみようかな。同時に投稿できるアプリもあるみたいだけど、それだとなんだかズルい気がするので。

 

朝の光が武蔵塚公園の紅や黄の葉を眩しく照らす。アンソニー・ウィルソンを聞きながら通勤中。

まっさらなノートを与えられた子どものような気持ちで書いてみよう。新しいテキストを、マストドンに。

最近の子ども、ピーポーじゃないほうのサイレンの音を口まねするんだよね。高い音程でォワンォワンと。それがまたリアルなんだ。

 

2022/11/15

月曜日がいちばん疲れるんだよな。夕飯を食べたらすぐに眠くなってしまう。話題のドラマを観ようと見るだけ予約するんだけど、今夜も10時になる前に寝落ちしてしまった。うちのテレビは安物だから録画できない。録りたい番組もほとんどないし、べつにかまわないんだけど。で、変な時間に目が覚める。ベッドで横になったままスマフォをさわる。私の夜はそんなふうだ。本を読むほどの気力はない。とても怠惰な人間になった。

パブリック・イメージ・リミテッドで鋭角的なギターをかき鳴らしていたキース・レヴィンが亡くなったそうだ。今や訃報を報せるツールとしてSNSが機能している感じがする。

セカンドアルバム『メタル・ボックス』は18歳のころ福岡は長浜公園前のバラエティってバーで初めて聞いた。天井のJBLから降りそそぐPILの大音響に、若僧の私は音楽の常識が書き換えられていると感じた。今どんな音楽を聞いても、あの時のような衝撃は感じない。それは音楽のせいでも時代のせいでもない。私の意識が衰えたせいだが、枕もとのスピーカーから密やかに鳴り響くGraveyardは今も空気を震わせる。

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二度寝した。キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』D面「part iic」のさわりを弾く夢をみた。今はもう、むかしみたいにパラパラとは弾けない。

 

平河エリってポリティカルライター、私は以前から批判的にみている。今回の枝野幸男発言についての連続ツイートでも、

「左のポピュリズムは、消費税減税さえ言えば票が取れると思っている人たち」とだいぶ正直に言っててちょっと笑ってしまった。代表を辞めてイキイキしているなぁ

と一番目のツイートで笑ってみせ、

私は個人的には消費税に関するスタンスが投票行動に大きく影響を与えるとは思っていない(れいわならともかく、立憲に関しては)が、創業者が前回選挙と全然違ったことを言っているという点で信頼を失う可能性は十分にあるとは思う、というあたりも折り込みながらの発言なのだろうけど

と、枝野の消費税減税撤回が批判を浴びている現状を踏まえつつ、「というあたりも折り込みながらの発言なのだろう」と枝野の意図を斟酌しながら、

要は、消費税減税が野党間の結節点になるような政治情勢ではないということを踏まえているのだと思う。これはこの間の執行部の動きとおおむね重なる。

と三番目で結ぶ。客観視を装いつつ、あくまでも立憲民主党および枝野を擁護するスレッドに他の野党への配慮はみじんも感じられない。痛い、これは痛いよ。

→  500文字だと3つの連続ツイートを丸ごと飲みこめて、しかもおつりがくるんだなあ。

 

2022/11/16

先日、行政からメールが来ていた。

◯◯を申請する場合は、本人の個人番号(マイナンバー)であることを証明する書類等の写し(コピー)が必要ですが、2020年以降に行政から発行されたマイナンバー通知書は個人番号の証明には使えなくなりましたので、今後はマイナンバーカードか個人番号記載の住民票の写しを添付するよう通知してください、と。

だいたい申請書に添付書類をつけること自体がナンセンスなことだと私は思うが、マイナンバーカードを普及させるための方便を、よくもまあいろいろと考えつくもんだなあ、と呆れてしまった。

複数の方から聞いた話だが、マイナカードを申請したけれど未だに交付の通知が来ていないという。ポイント付きのキャンペーンでマイナカード普及を喚起したものの、発行までの業務が追いついていないのが現状のようだ。

先日は行政の職員が交付前のマイナカードを一枚紛失したというニュースもあった。これも業務に追われてのヒューマンエラーであることは想像に難くない。いずれにせよマイナンバーカードをめぐるMixed-Up Confusionは、まだまだ続きそうだ。

私、もう何人かに、「マイナンバー通知書」のコピーでいいですよって伝えてしまったよ。まぁ提出期日はずっと先だから、なんとかなるけどさー。

正確に記しておこうか。

マイナンバー(個人番号)通知カード」は令和2年5月25日に廃止され、「個人番号通知書」に変わりましたので、(一部略)持っていないことが想定されます。

「個人番号通知書」は証明書類として認められておりませんので、今後証明書類を添付される際は、マイナンバーカードまたは(個人)番号記載の住民票をご提出いただきますよう、お願い申し上げます。

※  通知カードが既に発行されている方に関しては、氏名・住所等が住民票に記載されている事項と一致している場合に限り、引き続き通知カードを証明書類として利用することができます。

現行の「個人番号通知書」がなぜ証明書類として認められてないのか、の説明が記してないのは、かなり疑問だな。

 

今、上空がうるさいと思って見あげたら、オスプレイだった。

嫌だねぇ

 

2022/11/19

最近ツイッターで音楽の話をしても、あまり相手にされなくなった。昨日アメリカのコーラスグループ、ザ・フラット・ファイヴが2016年にリリースした『It’s a world of love and hope』より「This is your night」を貼りつけて投稿したんたけど、ほとんど反応なかったもんね。まあ、ぶっちゃけセルジオ・メンデスとブラジル66だし、スモール・サークル・オヴ・フレンズ(ロジャー・ニコルズのほうね念のため)の「Don't take your time」の焼きなおし版ではあるのだけど、気持ちいいからいいじゃないか、とひとりでイキってる。

そして、そのセンをずっと辿ればリオの新生グループBala Desejoにつきあたる。個人的に2022年のベストシングルは、彼・彼女らの「Baile de Máscaras (Recarnaval)」に決定済だ。絶妙なコーラスワークとチャーミングなアレンジ、加えて疾走感がたまんない。セルメンから円環で結ばれた感じがする。というわけで聞いてみて。

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※バーラ・デゼージョのアルバム『SIM SIM SIM』は、2022年度ラテングラミーのポルトガル語ポップコンテンポラリー部門を受賞している。

 

今はまだ様子見で、穏やかそうな態度でいるけど、私の性格上、そのうち政治やら何やらをマストドンに「持ち込む」と思うよ。と先に断っとく。

 

長文は畳むとな。初めてなもんですみません。で、畳み方どうすればよいのだ?

(何人かに教えてもらう)

マストドンのみなさんは親切だなあ。

 

2022/11/20

先日来『&ニコ』を聞き直している。「毛皮のヴィーナス」や「オール・トゥモローズ・パーティー」を聞いていると、ルー・リードによる歌詞と旋律の揺るぎなさは、まるでトラッドのようだ。ジョン・ケイルによるオスティナート主導のアレンジも伝統的だといえる。初手でこんな曲どもを出せるとは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは異能集団だったのだな、と今さらながら感心する。

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昨日は市街に出て買い物をした。たいへんな人混みで往生した。帰ってきてドッと疲れた。何かよからぬウイルスをもらったかもしれない。

もう新しい服はほとんど買わない(買えない)が、ウインドショッピングは好きだ。最近の流行りの色やデザインはどんな感じだかを知っておくと、タンスの肥やしから今に合うものを引っ張りだせるからね。年寄りなりの知恵と工夫さ。

エレベーターですれ違った同僚が、明るい色の洋服を上手に着こなしていた。若いひとがおしゃれしていると、こっちまで嬉しくなるね。

若いひとが好きな格好して闊歩できる世の中にしたいね。暮らすのにせいいっぱいで着るものも選べないなんて現状、おかしいと思うよ。

もっと給料あげようよ。節約ばかりだと人の顔色が悪くなる。店がつぶれて寂れた街に、貧相で色褪せた本邦にインバウンドは訪れない。外観や容れ物よりも先ずは人。キャンペーン打つ前に、もっと手取りの額を増やそうよ。

 

ついさっき、ツイッターで「引用リツイート」されてたんだけど、あれ、ホント魂を削られるわ。引用がないのは、マストドンの長所だね。

 

地元の交響楽団の定演を県劇に観に行った。プログラムはシューマン。アマ楽団に共通する課題だけどヴィオラとホルンが弱い。テンポの切り替えも拙く、音楽が途切れがち。練習時間や人数の確保など難しいことも多いだろうが、要所を締めればもっと良く「鳴る」はず。自分の奏でる音にどんな意味があるのかをよく考えたうえで演奏に臨んでほしい。次回に期待する。

 

2022/11/21

正直いって私はまだTwitterに未練がある。割り切ってマストドンonlyにはなれない。向こうに留まっている人のことが、やけに気にかかる。だから当分は行ったり来たりをくり返すつもり。

とはいえ、滞在時間はあきらかにmstdnのほうが長くなっている。向こうにいる時間が段々減っている。

午前零時を過ぎた。おやすみなさい。

 

うー、嫌な夢をみた。逃げようとするが、どこへ行っても誰かがいて、脱出できないという。何を象徴した夢か。仕事か、それともSNSか?

 

【12年もTwitterと戯れていた私。】

帰宅してTwitterを開いたら、

Twitterに登録した日を覚えていますか?#MyTwitterAnniversary >

 と表示された。私は、

覚えてますとも。あれから12年も経ちましたか。でも、凍結していた元大統領のアカウントが復活して、ツイッターがオワコンになる光景を目のあたりにするとは、さすがに想像できなかったよ。

とつけ加えた。

12年も同じメディア(だと思う。たんなるサービスとは思えない)に浸っていると、さすがに馴れあいや惰性が生じる。投稿した内容が誠実であるかどうかも、自分で判断するのはむずかしい。ただ、ここでTwitterの悪口をあまり言いたくはないのだ。いろんな意味で、Twitterは道場だったと思う。他人はどうだか知らないが私はずいぶん鍛えられた。恥をかいたり辛酸を舐めたりしたこともあったが、それも良い経験だった。だからTwitterなんかなくなったって平気さ、なんて醒めた態度をとりたくない――

おやおや、書いているうちに話が妙に熱っぽくなってしまったぞ。これは隠しておこう。

 

2022/11/22

いつのまにか、うちの庭と県道をへだてる空き地の木に、ピンクと白色の、さざんかの花が咲き乱れていた。

そういうことにも気づかないほど、忙しく暮らしていたのか。

 

コンバースのスリッポン(フェイクレザー)。カジュアルだけどスーツにも合わせられるので重宝しているが、もう製造していないのかな。

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歳をとると靴を履くのが億劫になる。スニーカーも面倒くさい。日ごろは布地の黒いスリッポンを二足交代で履いている。先の尖った靴は趣味じゃない。

亡き父親のタンスから発掘したWillis & Geigerのデニムシャツ。生地が柔らかくてゴワゴワしていない。軽くて着心地いいうえに色合いがとてもきれい。この秋いちばん袖を通している。

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2022/11/23

Light My Fire(s)』は、一時間半ぜんぶ「ハートに火をつけて」というSpotifyのプレイリストだ。

このドアーズの大ヒット曲には、たくさんの秀逸なカヴァーがあるけれど、どれも独創的なテクスチャー(Am-F♯mの往復による浮遊感など)がよく表れている。しかし、レイ・マンザレクの弾いた印象的なオルガンを大半のカヴァーが踏襲していないのは残念だ。あの前奏がいいのに。ほとんどがホセ・フェリシアーノの解釈に準拠していることがわかる。

このプレイリストを編んだ理由は私自身がそれぞれを比較したかったからで、ジョニー・ハリス楽団の版を聞いたときに思いついた。UB40やマッシヴ・アタックやフリーデザインのは好みではなかったので割愛した(どれも好きなグループですがね)。一等好きなのはブライアン・オーガー&トリニティft. ジュリー・ドリスコールの版だ。

それにしても。“And our love become a funeral pyre”のイメージは強烈だ。この一行があることで「ハートに火をつけて」は凡百のポップスを凌駕しているといえるだろう。

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といった感じで、これからちょくちょく自分の編んだプレイリストについてを500文字で解説してみようと思う。cw(長文を隠すこと)に文字数が削られるのはもったいないので貧乏性の私は割愛する。

 

ワールドカップが開催されているんだね。あまり興味がわかないな。フットボールきらいじゃないんだけどね。負けられないたたかい、とか絶叫するのが好きじゃないんだ。

目下のスポーツでの関心事は、北海道日本ハム近藤健介が埼玉西武ライオンズに移籍してくれるかどうか、それだけ。

※ その後、近藤選手の移籍先は福岡ソフトバンクホークスに決まった。

 

甘噛み(飼い猫の写真)。今朝はまだベッドの中でペットと寝ている。

 

ちょうど30年くらい前か、当時の同僚が「みんなが使っているものが、いいものなんだよ」と私に得意げに説いてて、やべーなその考えと思ったもんな。

 

雨がしとしと降っている。つれあいがピアノを弾いている。そこはこうだのに、と思うけども黙っている。

弾いてるとき横からあーだこーだ言われるの迷惑だからね。口出しは基本しない。

 

政治の話ね。そのうちすると思う。ツイッターみたくマストドンにも政治家が進出してくるのかな(さっき候補者は見かけたけど)。私が苦手なのは、党派性の話題が専らな人。政治部記者の政局談義と同様、敵対する派閥の政治家を貶めるのに忙しい人。そういうものとはおさらばしたい。ホント不毛だから。

政権批判もコツがあるんだ。Twitterには達人が何人かいる。140文字で問題点を要領よく伝える技術。ずば抜けて巧いのが「異邦人」、あと「さよなら昨日の私」かな。既存の記事に乗っかるのではなく、テキストのみで読み手を喚起する。

私はたぶん、憤りのポイントを探りあてるのが得意だったんだと思う。だからときたま“buzzった”。でも、おかしな話じゃないか。地方都市の一般人が何百何千もリツイートされるなんて考えてみれば異常なことだよ。それが度重なると、感覚が麻痺していく。何日か当たらないと不調だと感じてしまう。プロ野球の打者じゃあるまいに、何を勘違いしていたんだろう。

そこは反省している。今後だから政治の話をするにしても、岸田が萩生田が野田が枝野が怪しからん式の投稿はしなくなると思う(←今してるじゃないかと自分でツッコむけれど)。現政権を批判するにしても、もう少しアプローチを変えるというか、テキストに膨らみをもたせたいと思う。読み手に考えをうながすような。

 

デイリースポーツお得意のコタツ記事を肴にしてみよう。

米イエール大助教授で経済学者の成田悠輔氏に、私は正直ネガティヴなイメージを持っていたが、今朝たまたま観ていたモーニングショーでのコメントはしごく真っ当なものだと思った。

「スポーツと政治とか人権、それからお金の問題っていうのがすごく極端な形で出てる大会なのかな」(略)「日本もオリンピックの時にお金とスポーツの問題は噴出したじゃないですか。『電通が関わってる』みたいな話があったかと思う」「どういう風に解決していくかっていう仕組み作りができないまんま時間だけが過ぎてる」と

した(記事より抜粋)。

しかし<W杯が問題解決のきっかけとなることを期待した>ようには聞こえなかったし、<この日の成田氏の発言は(モーニングショーで謹慎処分となった)玉川徹氏とはまったく別物であり、問題となるものではなかった>という感想も余計だ。

どこか奥歯にものの詰まったような書き方はスポーツ業界に配慮せざるをえないスポーツ紙の宿命なのかもしれないが、東京五輪やW杯を批判できないようでは報道機関の名折れじゃないかね?

https://www.daily.co.jp/gossip/2022/11/23/

 

低気圧の影響ってやっぱりあるのかね。午前中は頭が痛かったけど雨上がりの今はスッキリしている。

たいして大切ではないことでも忘れてしまうとすごく焦ったくならない? 今ちょうどそんな状態。

 

ああそうだ。

今日は私と妻の結婚記念日だった。

普段とたいして変わらない休日を過ごした。

そして関東に住む娘が、今日入籍したのだ。

挙式は来年の今ごろに行うんだと。

昨今の結婚事情はよくわからんが、

ともあれ、おめでとう。

 

2022/11/24

久しぶりにmediumに投稿してみた。

今スマフォでテキストを書いてるんだけど、mediumなんて書きやすいんだとあらためて感心している。ストレスがまるでない。サクサク書けるとは、まさにこのことだ。これは他のSNSにはない、medium最大の長所だ。

選択肢の一つとして、mediumもアリだと思う。

iwashi-dokuhaku.medium.com

本文には書かなかったけどmedium最大の魅力は「過疎っている」ことだ。誰にも気がねせず自由奔放に書けるスペースを、私は欲してるんだ。

 

つらいね。

ウィルコ・ジョンソンは、ミック・グリーン、アベフトシと並んで、私にとって三大ギタリストのひとり。あのソリッドなカッティングに憧れたものです。R.I.P.

nordot.app

ともだちから今年の収穫(作品集)が送られてきた。いま聞いてる。今回はピアノか。私は彼の朴訥なピアノが好きだ。普通のピアニストがぜったいに思いつかないようなピアノだから。

じきに、彼の作品についてレビューを書こうと思っている。今回のは驚異的だ。なぜなら「誰にも何にも似てない」から。

 

2022/11/25

(車中にビートルズの青盤を持ちこんだ友人をめちゃくちゃdisったというエピソードを読んで)オレがそんな目に遭ったらその場でクルマから降りるかもな。そういや、むかし何人かでドライブしていたとき、ステファン・グラッペリを好きなやつが、ジャン・リュック・ポンティの悪口いったから口論になったことがある。他の同乗者は居心地悪そうだったな。

 

ブルース・コバーン(カナダのSSW)の新譜。Bruceの音楽は淡々と語りかけてくる。一対一で向き合ってる感じがする。しんみりするし、辛気くさく聞こえるかもしれないが、内に秘めた炎は激しい。信頼する音楽家のひとりだ。

open.spotify.com

 

しかしまあビートルズは、若い世代にとっては抑圧の象徴なのかもしれないな。頭上にのしかかる権威、みたいな。貶したくなる気持ち、わからなくもない。

私も(日本における文化としての)ジャズが鬱陶しかったからな。ジャズを好んで聞くようになったのは、ごく最近といってもいい。

 

昨日は人前で歌ったんだった。年末恒例行事のために。歌うのいやだと拒否っていても、いざ声をだしたら、もうその気になっている。歌うこと演奏すること、抗えないからおそろしい。

 

<日本は必要な公務員が絶対的に不足してしまっているのだから、非正規公務員正規雇用にして、さらに足りない部分も新規で正規公務員を雇入れればいい。>という意見に、

私も公務員を減らしすぎだと思う。人員削減に邁進した結果、チェック機能が働かなくなり、ヒューマンエラーが増えた。

実務に勤しんでいるの、ほとんど非正規と派遣だからね。あるいは外注。そして事業者様への「お願い」だ。

とにかく、いま前線で働いている非正規雇用の職員を正規に雇い入れること。それが急務だ。

 

じつは私も、意識しなくても140文字になる。ここmstdnの500文字スペースでも、気がついたら残り220〜80字あたりに収めてしまっている。Twitterを使い始めて12年。培った習慣とはおそろしいものだ。

 

2024年度からは国税として、国内に住所がある人から1人1000円、住民税に上乗せする形で「森林環境税」が徴収されます。

納税者を約6200万人とすると、税収は1年で620億円に上るといわれています。

再来年からひとり1,000円、住民税に乗っけられます。ウグげっ!

www.nhk.or.jp

と、非正規を正規に、と呼びかけた矢先、こんなニュースが目に入った。

非正規で働く地方公務員の多くが、2022年度末に「雇い止め」に遭う恐れが出ている。20年4月に始まった人事制度で政府が雇用契約の更新を原則2回までとする方針を示したため、3年目の年度末に7割近くの自治体が職員の公募試験を実施する可能性があり、試験に受からなければ働けなくなるからだ(東京新聞記事より)

非正規の地方公務員は、20年時点で約69万人いる。保育士や司書、各種相談員など経験や専門知識が必要な職務を担う人が多い、という。非正規職員を正規に雇用し、持てる経験と知恵を十二分に発揮してもらうことが、ひいては経費削減につながるのではないか?

www.tokyo-np.co.jp

 

2022/11/26

昨日ようやく懸案事項から脱出できた。ホッとしている。

ちょっと前にクッキーをいただいたのだけど、なかなか食べられないでいる。(写真)

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【じつは左派でもリベラルでもないよ】

あんまり「左派リベラル」認定されるのも何だから、ここらでスタンスを明確にしておくよ。

SNSを始めたきっかけは、俗にいう「陸山会事件」への疑問からだった。あれは小沢一郎を陥れるために政財界がしくんだ「陰謀」だと私は認識してしており、それは月日が経っても微動だにしない。

立憲民主党の一兵卒である今の小沢にはさほど期待はないが、彼と自由党で共同代表をつとめた山本太郎には政治家としての飛躍を願ってやまない。目下の支持政党は「れいわ新選組」である(れいわオーナーズ会員だもん)。

……このへんで半分が脱落したね。

だから当然、緊縮財政には反対の立場だ。いわゆる現代貨幣理論を鵜呑みにはしないが、社会保障を支えるには財政出動国債発行が必要だとも考えている。だから頭でっかちな財政規律派にはかなりアレルギーがある。

……はい、ここでまた半数が脱落ね。

てなわけで、昨日あたりからフォローしてくれた方々のご期待にはあまりそえないと思う。それでも、協調できる場面では協力しあいましょう。なんでも否定がサヨクの限界、だなんて偏見もあるようだけど、そうじゃないってとこを示しましょうよ。

 

財務大臣の諮問機関、財政制度等審議会や防衛力強化のための有識者会議の報告書では、新型コロナ対策として病床確保などのために特例で配った補助金が国公立病院を運営している独立行政法人に使われないまま積みあがっており、この「余った積立金」を防衛力強化の財源に活用する案を検討しているという。

岸田文雄首相が打ち出した防衛費増額の財源として、国公立病院を運営する二つの独立行政法人にある積立金(利益剰余金)約1500億円を活用する案が浮上している。財務省新型コロナウイルス対策の補助金などで過剰に積み上がったと指摘し早期の国庫返納を主張するが、厚生労働省は難色を示している(中略)防衛費増額の財源を巡っては、増税による国民負担が避けられない中で財務省は歳出改革も徹底したい考えだ。両法人の積立金は「数ある独法の中でも際だって多い」(財務省幹部)といい、財源として目を付けた形だ(毎日新聞記事より)

敵基地攻撃能力(反撃能力)を保有するため財源確保に奔走する財務省。もちろん国庫返納程度ではミサイル装備に足りないので、国民に負担をお願い=強いる形で増税が実施されるだろう。私は消費税が上がると予想している。

mainichi.jp

防衛力強化のための増税を許すな

 

フランチェスカ・アンカローラはチリのシンガーソングライター。チリ大学出身。ジャズの影響を受けつつも伝統音楽やヴィクトル・ハラの継承にも心血を注ぐ国民的歌手。新作『愛の歌』はHoracio Burgosのギター一本でうたう。

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2022/11/27

【お金のどれいになってはだめだよ】

お金があればなんでもできる。なるほど欲しいものはたくさんあって、その大半はお金を出せば買える。資本主義社会はそういう仕組みになっている。私だって物欲が減ってもまだまだ欲しいものはある。おんぼろ家屋の補修にはお金がかかるし。いくらあっても足りないものがお金。ゆえに人は拝金主義に陥る。けどもお金のどれいになってはだめだよ。お金は人のこころを蝕む。政治家をみてごらん。資本家をみてごらん。地位と欲のかたまりだ。利権のためならなんだってやる。他人のいのちや尊厳を踏み躙っても平気になる。元理財局長みたく裁判に出廷しなくても平然としていられる。お金に執着するとこころに鬼が棲むようだ。ねえ、お金のどれいになってはだめだよ。むかしの人はそれを守銭奴と呼んだ。幸せはお金じゃ買えないとは思わないし、お金がなくたって生きていけるだなんて世迷いごとは吐きたくない。健康で文化的な生活を営むためには最低限度のお金が必要だ。だからこそ、税金の使い途にはうるさくもなるさ。日本政府は奪うばかりで与えないじゃないか。人を殺めるための武器を調達するよりも、民が生きるためのお金を社会に回してくれ。

 

ある秘密を「ぼく」は持っている。同じクラスに、ぼくと同じ秘密を持っているひねくれ者のやつがいる。ぼくと彼はことごとく衝突するけど、きみと同じ秘密を持っているんだと彼に打ちあけることで、対立は解消する。ぼくたちは学校のみんなに、自分たちのつらさを理解してもらいたいと思う。そのため児童集会で発表しようと計画する。でも、どうやって?

と、二人であれこれ相談している途中で、夢から目覚めました。

 

青盤を聞きながら眠ったから、小6の子どもに戻った夢を見たのかもしれない。私がこのアルバムを歳上のいとこから聞かせてもらったのがそのころだから。しかしこれを聞いて嘲笑える神経が私には理解できない。創造の極致じゃないか。

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まぁ私も、回転寿司の店でビートルズが延々とかかっていると、かんべんしてくれよと思うが(実際あるんですよ、そんな店が)。ヤー・ブルースなんかが鳴ってると、寿司つまむ気分が失せるもん。

 

【100トゥート記念はやっぱり音楽の話にしよう】

私はBGMが気になる質でして。F○○dy ○neって地元のストアでは、ジャズやフュージョンがよくかかっている。マンハッタン・トランスファーやらカシオペアやらウェス・モンゴメリーなんかが。さっき買い物に行ったら、ニール・ラーセン&バジー・フェイトン『フルムーン』の2曲めがかかっていた。これはかつて幻の名盤で、レコードが出回ってなく、盤を持っている友人にダビングしてもらったカセットテープをくり返して聞いていたものだ。今じゃサブスクでカンタンに聞けるけどさ。まぁそんなふうに不意に聞こえてくる音楽には、部屋の中で聞くものとは違った感興がわくものだ。そういえばニトリに行ったらフランク・シナトラのヴァージョンで「レット・イット・スノー ×3」が流れていたよ。そろそろクリスマスシーズンだね。

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ブラジルのピアニスト、アンドレ・メマーリが女性歌手と組んで、(同郷ミナス州の巨匠)ミルトン・ナシメントの楽曲に印象派的な和声をあしらったアルバム。今年の収穫のひとつ。

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ここmstdnでTwitterの愚痴はなるべく控えていたけど、どうやら私、ペナルティくらっているみたい。シャドウバンされた理由はわからないが、いい機会だ、Twitterをしばらく休もう。

シャドウバンではないかもしれないがTwitterのインプレッションは11月に入って激減した。より正確にいうとMastodonを開設して以降。

長く棲んでたらね、理屈じゃなくわかるのさ。いつもとは違うぞ、おかしな方へ向かってるぞと。異変に気づかないほど私は鈍感じゃない。

 

2022/11/28

これはいいな。粗削りだけど可能性がある。ピアノ弾くのが楽しくってたまらないって感じ。

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ファーガス・マクリーディー(Fergus McCreadie)の3rd『Forest Floor』、昨日マストドンで知ったばかりだけど、かなり気に入った。スコットランド出身で1997年生まれ。さまざまなピアニストの影響を感じる(とくに北欧系)けども、強靭なタッチやフレーズのたどり方には他にない個性がある。今後が楽しみだ。さっそく拙プレイリスト『Chamber MusicとしてのJazz』に一曲挿入しておいた。

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確かに。Twitterのぞいてみても、長く留まってられなくなった。

ツイッター マスク氏買収1か月 有料認証サービス 来月開始表明【NHKニュース】

認証マークの付与はこれまで著名人などに限定した形では存在しましたが、今後は一般人も含め個人は青色、政府機関はグレー、そして企業には金色のマークが与えられるとしています。

企業には金色マークって、露骨なまでの拝金主義ぶりの表れだなあ。

www3.nhk.or.jp

【また太郎の差し金か、マイナカード濫用。読売の詳細な記事は、まるで官報のようだ】

河野デジタル相が、プロスポーツを始めとする関係団体と具体的な協議を始めるようデジタル庁に指示した。チケット販売にマイナカードが使えるかどうかを調べる実証実験は既に行われており、課題を検証して早期の導入を目指す。

この仕組みは本人であることを証明する電子証明書機能を使う。チケット購入時に利用者がマイナカードをスマートフォンにかざせば、内蔵したICチップを通じて情報を確認できる。

転売を防ぐために、入場時もマイナカードをかざして第三者ではないかを調べる。現在は、インターネットで予約しコンビニエンスストアなどで紙のチケットを受け取って入場する例が多い。紙を使わずにマイナカードを活用すれば本人確認が徹底でき、第三者の入場を食い止められる。イベント主催者は、会場にマイナカードを読み取る端末を設置する必要がある。スマホを持っていない人や家族の分をまとめて購入した時に、どうやって本人を確認するのかという課題もある。

②記事の途中に、

ただ、取得にメリットが感じられないとの声もあり、申請率は6割にとどまっている

と記し、また、末尾にも

個人情報の漏えいを恐れる人も多く、情報管理の徹底が欠かせない

という一行を加えることで記事としての体裁を整えてはいるが、そこに(官民が癒着することへの)批判のトーンは微塵もなく、「情報管理の徹底が欠かせない」と結論づけることで、マイナンバーカードの普及が既定路線であることを、殊更に強調している。

プレスリリースそのままをなぞるような、読売新聞らしい、政府の意向をまるっと反映した記事である。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221127

③しかし、河野太郎っておかしな政治家だ。

マイナンバーカードの普及が行政のデジタル化のカギを握るとして、2022年度末までにほぼすべての国民が持つことを目指し、24年秋には現行の保険証を廃止し、マイナカードに一本化することを決め、運転免許証との一体化も進める方針を掲げており、持ち歩かずにすむよう、機能をスマホに搭載することも進めている。

わけだが、これだけマイナンバーカード一体化に疑問の声があがっているというのに、それをものともせず、あべこべに反対を表明する人びとの神経を逆撫でするかのごとく、矢継ぎ早にマイナカードの普及戦略を推し進める。この無神経さ、厚顔無恥さは誰かに似ている。そう、イーロン・マスクだ。自分の企図に反対する者が嫌がるようなことを、あえてしてみせるところがクリソツだ。ひょっとしたら河野太郎は、マイナンバーカード普及よりも、マイナンバー反対派を打倒することが目的化しているのではないか?

てなことをTwitterで書いたら、間違いなくブロックされるだろうな(私、恥ずかしながらされてなかったんだよ)。

 

2022/11/29

このキャメルのライブ演奏、私はよく憶えている。当時エフエムで放送されたのをカセットにダビングした。最後の曲がアルバム未収録でクレジットは「Nobody Knows」だが、これはニール・ラーセンの「Jungle Fever」だね。

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雨が降っている。頭が痛い。

じつは日中、かなり胸のあたりが痛く、喉元までグッとせりあがってきたので、かかりつけのクリニックで診てもらった。

平熱。血圧は127 / 81だった。普段はもう少し高いのでもう一度測ったが、同じ値だった。

心電図は「きれいなもの」だそうだ。狭心症の一種だろうが、入院が必要なほどではないので安静に過ごすように、とのことだった。原因は心労からではないかともいわれた。

ニトロを10錠、処方された。

心労か。

たしかに心労が続いている。先週は厄介な「説明」をしに某所へ赴いたりもしたが、私は政治家と違って、ちゃんと責任ははたした。だからむしろ晴れやかな気分だったのだが、心の休まる暇がほとんどなかった。

こんなときは投稿を控えたほうがいいのだろうが、つい書きたくなってしまう。Mastodon for iPhone and iPadのアプリを入れてから、文字の入力が格段にラクになった。ただし、反映が遅れるのが玉にきずだけど。

長く眠れない。いつでも眠れるから不眠症ではないのだが、すぐに目が覚めてしまう。困ったものだ。

雨がやんで、頭痛も少し治った。もう一眠りしよう。

 

そういえば私、Twitterのデータをダウンロードしたんだ。万が一に備えて。投稿したツイートが取得できなくなったら困るから。他の誰かにとって取るに足らないものでも、私にとっては過去に書いたテキストは大事なんだ。Twilogで読めるうちに、少しずつコピーしておくことも考えている。

自己満足かもしれない。でもいいじゃないか。

亡くなった方からいただいたメンションや好意的に言及してくれたツイートはブックマークに収めている。そういうのも失いたくないんだ。

 

そうだよな。「停止期間外し・原発運転延長」なんかも同様だけど「今だけ・自分たちの代だけ・任命期間中だけ」のスケールで計られた無責任な方針決定が、本邦の将来をますます暗いものにしている。

 

ついさっきTwitterに今の率直な心境を表明してきた。当分は投稿も覗くこともないだろう。Mastodonに専念しますよ。

 

情報は漏洩するものだ。

私はネットにおける「匿名」を尊重する。よく新聞記者などが、実名を隠して批判するのは卑怯だ、みたいなせりふを口にするけど、匿名の向こう側に一人ひとりがいるというごく基本的な事実を踏まえてないとは思いあがってるなと感じる。てめえは大新聞社の看板を盾にものをいってるくせにさ。

……話が逸れた。

ネット上の情報はかけめぐるものだ。私なぞ実名で顔をさらしているからなおさらだ。つい先日も、若いころ交際していた女性が私のツイートを読んでいることを、その女性の友人から教わった。私の職種、生活レベル、趣味嗜好、家族構成などは、過去ログを小一時間もたどれば大抵の情報は読みとれるはずだ。

考えてみれば、おっかない話だ。

が、それが「情報化社会」ってやつだ。

私は、「ネット上の発信は基本的に匿名で行うべし」と考えている。なぜなら、その方がより安全だからだ。少なくとも、悪質な第三者がアカウントを本人特定するまでの時間が稼げる。自衛のためにも匿名であるべきだ。

だから、マイナンバーの基本4情報(住所・氏名・生年月日・性別)が刻まれたカードを、さまざまな場面で汎用させる政府の方針にも反対だ。

 

キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザードを聞いている。最新アルバムは私的には今年のベストテン入り。

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数年前、チカーノ・バットマンを発見したときに感じた、ムフフと笑いたくなる要素が随所に見出せるんだ。

 

やたらと漢字に変換しないほうがいい。 「宜しくお願い致します」は「よろしくお願いいたします」のほうがすっきりみえるでしょ。 今年亡くなった小田嶋隆さんが、そういうことにうるさかった。

以下引用。

「詰る」(なじる)、「論う」(あげつらう)、「掠る」(かする)、あたりの言葉をそのまま漢字で書く人が増えた気がする。理由は、

1.パソコンなりスマホなりの日本語入力システムが提案してくる変換候補をそのまま使っている

2.気取っている

3.ガチな漢字博士

 のうちのどれなんだろう。

2019年7月7日 小田嶋隆氏のツイートより。

 

BS松竹東急で、『ロンゲストヤード(1974年版)』を放送していたので、ついラストまで観た。プリズンが舞台の映画は何故だか見入ってしまう。