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『変身』は、岩下啓亮 Sardineが2001年に制作した作品集である。 私は『変身』のリリースをためらっていた。なぜなら、あまりにも赤裸々に感じていたからだ。この曲集には自分の恋愛体験がかなりレアな形で投影されている。その姿をさらけ出すのは、恥ずかし…
久しぶりに聴きました。ちょっとこそばゆく感じるけれど。でも、削ぎ落とされたアレンジとシンプルなメロディ、そして他人を思いやる繊細な歌詞が今の世の中に通じるものがあるのかなと思い、四半世紀前に作った曲をシングルとして出すことにしました(Tun…
2024年9月21日、岩下啓亮Sardineは、シングル『夏の記憶』を緊急配信した。 今年に入って私は過去に録音した音源を発掘し、岩下啓亮 Sardineとして、7枚のアルバムと1枚のシングルをリリースしました。もう残りは出すまいと決めていましたが、選に漏れた曲の…
『Cut 'N' Paste』は、拾遺集である。 私の作品中、万人向きではないもの、風変わりなもの、聞く人によってはネガティヴな反応を惹起する問題作を集めた。とくに「立ってるだけ」は、私自身リリースしようかどうか、ずいぶん迷った。が、全キャリアを通じて…
『離してはいけない』は1996年9月に発表した、岩下啓亮の唯一の自主制作盤(CD)である。4月から制作をはじめ、約3ヶ月かかって完成した。作詞・作曲・編曲・演奏・歌・録音・編集・表紙イラストすべては岩下自身による。パートナーが録音の最中に適宜アドヴ…
私は1982年ごろから本格的に曲をつくり始めました。翌年1983年にはマルチトラックレコーダーを導入し、それから数年間の試行錯誤を経て、作詞・作曲から演奏・歌唱・録音までを、自分一人でできるようになりました。 『Everything / Nothing』は私が1986年の…
岩下啓亮 Sardineが1989年に自主制作した『50 / 50』は、岩下のピアノプレイヤーとしての実力が遺憾なく発揮された8曲入り作品集です。歌とピアノが五分五分という意味で、タイトルを「フィフティ・フィフティ」と名づけましたが、ひとり多重録音によるぶ厚…
無料でシングル一曲切れるというTuneCoreのキャンペーンに乗っかって、どこにも収まらない感じのナンバーを5/4にリリースしました。イワシ唯一のエレクトリック・ボディー・ミュージック(EBM)で、題名に'84とありますが、正しくは1985年の作品です。ローラ…
✳︎この記事は方々に書き散らしたものの拾遺集です。 1996年、28年前のイワシ。これもジャケット写真候補。 ◆あちこちに散逸している音源を探した。 熊本地震で本棚やなんかが崩壊してしまった。その後遺症で、まとめていた資料もバラバラになった。整理すり…
【はじめに】 1月の前半は自分には珍しくアクティブに動いたがその反動か後半に体調を崩してしまった。はしがきに毎回やる気のなさを書くのもどうかしらと思うけど仕方ない、体力が失せたら書く気力も失せる。 懸案の過去音源を配信する計画も、じつは1月…
【はじめに】 2024年を迎えて、平安な一年を願ったものの、その想いは初日から打ち砕かれた。世界中が混乱と争いに苛まれる中、日本だけは例外、とはいかないようだ。今年はきっと、去年よりも辛い一年になるだろう。使いたくないことばだが、「覚悟」が必要…
【はじめに】 ぼうごなつこさんから招待コードをいただいたのでツイッターXが万が一ダメになったときのことを鑑み、避難場所としてblueskyにアカウントを設けた。しかしSNSが3つになると、さすがに意識が散逸する。なのでしばらくして、使い分けするよりも…
【はじめに】 ブログの更新もままならぬ忙しい師走である。自分のために、まとまった時間を捻出するのも困難なほど。こんなふうに、状況に翻弄されながら年老いていくのだろうか、私は。 黒字(地の色)=Twitter(X)青字=引用文(記事・返信等)緑字=Ma…
【はじめに】 今回は、娘の結婚式というビッグイベントがあったため、投稿が極端に少ない。娘にあてて、別記事を設けてみようかとも考えたが、以前かの女が卒業したときの二番煎じになりそうなので、書くのを断念した(※下に貼りつけた過去記事を参照のこと…
【はじめに】 投稿が少なくなっている。SNS自体に倦んでいるのが主な原因だけど、他にもある。たぶんイスラエルの非道きわまりないガザへの攻撃に発する言葉を失ってからだ。黙るつもりはないし、なにか発言しなければと思うのだが、適切な言葉が探せない。…
【はじめに】 この時期から私は、SNSに対する興味と情熱がすっかり失せてしまった。とくに10/11の投稿について、続きを書けなかったことが、尾を引いている。考えていたことが文章にうまく結実せぬまま、雲散霧消してしまった感じだ。 黒文字=Twitter(X)…
【はじめに】 このシリーズも数を重ねてきたが、今ひとたび基本的なことを再確認しておこう。 黒字(地の色)=Twitter(X) 青字=引用文(記事・返信等) 緑字=Mastodon(マストドン) 紫字=脚注、説明 赤字=日付、見出し テキストは日にち通りに移植…
【はじめに】 今回(09/20〜09/30の間)おもに書いたことは、 ・公教育におけるやみくもなデータ化への懸念 ・ドラマ『VIVANT』の危うさ(続) ・不機嫌ハラスメントについて(心情吐露) ・ジャーナリズムを放擲する大メディア ・明るみになるマイナカード…
【はじめに】 私はもう古いのだなぁ、という思いに支配された十日間だった。自分のベーシックな考えが、じつは数十年前から更新されておらず、まったく今の事情を把握できていない・ぜんぜんズレているってことに気づかされたという。そのことは馴染みの書籍…
【はじめに】 あいかわらず不調が続くので投稿にも精彩がない。惰性で書くのはいやだから、あまりたくさん書いていない。内容も薄めである。ほんとうはそれぞれの題材をもっと膨らませたいのだが、その熱意が湧かないのだ。困ったもんだ。しかし、こんな書き…
【はじめに】 前口上を書く代わりに猫の写真を置いておこうか。 2023/08/19 forbesjapan.com そっか「意味がない」か。私も昨日、ブロックする意味を考えていたんだ。あるアカウントをいったんブロックし、それからすぐ解除したんだけど、オレいったい何やっ…
【はじめに】 「ブログ書いても誰も読まないんで続かない」という意見をみた。その理由も縷々記されていた。まあ「誰も読まない」は事実だ。実際、鰯の記録をわざわざ見物にくる奇特な訪問者はほとんどいない。それに読みにくいもんね。もう少し内容を絞るか…
【はじめに】 今回は、8/1の投稿に、このまとめ記事を編む理由が記されているので、冒頭のはしがきは割愛する。 2023/08/01 私がSNSの投稿を一つにまとめておきたい理由は、散逸するのが嫌だからというのもあるけど、読み返してみて、自分の考えがどう推移し…
【はじめに】 ついにTwitterは「Ⅹ」という無粋な名前になった。通信速度の低下や大量の凍結なども含め、旧Twitterは今もなお混乱を極めている。予防策として私はマストドンを復活させたが、依然として活動ベースはツイッターである。しかし、まとめて書ける…
【はじめに】 [岩下啓亮・X]とログアウトの状態で検索すると私の過去のツイートのうち、インプレッション数を稼いだ投稿が、上位から順番に100件表示される。 twitter.com 今回「夏休み特別企画」と題して、それらのツイートを一挙にコピー&ペーストして…
【はじめに】 前回お知らせした通り、今回からタイトルを『SNS鰯の記録』と変更する。読んでいただくとわかるが7/15に私は@mastodon.social に登録した。決意した最大の理由はTwitterのたび重なる仕様変更、とりわけコミュニティノートの出現に他ならない。…
【はじめに】 大雨に見舞われた7月上旬だった。ツイッターは不具合を連発し、これはいよいよヤバいなという声が出はじめた。個人的にはなによりもパンタの逝去にダメージを食らった。 2023/07/01 私がフランク・ザッパの「シャリーナ」を初めて聞いたのは『…
【はじめに】 はてなブログに、ツイッターの投稿を移植していて思った。私が何故こんな面倒な作業をしているのかは、要するに、自分の書いた文章が方々に散逸している状態がたまらなく嫌だから、である。それ以外の理由は、ない。 2023/06/19 www.tokyo-np.c…
あいさつぁ、ぬきだ(矢吹丈)。【はじめに】も、ナシだ。いきなりおッ始めるぜ! 2023年06月08日(木) 今朝の熊本は雨。やはり昨日じゃがいも掘りに行って正解だった。 はらわた煮えくりかえってる。〈翌日へ〉 2023年06月09日(金) 山本太郎のやむに止まれぬ…
【はじめに】 雷雨の夜中に、ツイッターからはてなブログへの移植作業をせっせと行っている。おれはなんて勤勉なんだろうと思いつつ、さて、茹でガエルになる前にツイッターとは別の場所を探しておかなきゃなあと思う昨今である。でも、今のところ、ツイッタ…