2023/01/15
なんと……ジェフを喪ったばかりだというのに、こんどはユキヒロが。悲しすぎる。
高橋幸宏をどれか一曲、と考えたら、私は矢野顕子1986年のNHKライブをあげたい。とくにラストの「グリーンフィールズ」。歌うようにいつくしむように、音楽を押し広げるドラム。16分50秒あたりの所作をみれば、そのことがわかるだろう。さよなら、そしてありがとう。
(ソロ作品では)私も「今日の空」がまっさきに浮かんだ。
拙速ではないのか。今現在もコロナウイルスは猛威をふるっているではないか。マスク着用に何の支障があるというのか。政府は、マスクが社会経済の停滞を招いているとでも思っているのだろうか。何事もなかったことにふるまうことが今を生きる術だというのか。だが、それは欺瞞だ。
新型コロナウイルスの感染対策として推奨されている屋内でのマスク着用を、症状のある人などを除いて原則不要とする案を政府が検討していることが14日、分かった。感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同じ「5類」へ移行する議論の中で見直し案が浮上した。
(まな板のチヌをゲギョと記したトゥートに)
チヌは下魚なのか。足が早いからか。私はタイよりか好きだけどね。安いし。
以前に書いたことだけど。 マストドンに投稿したトゥートを、ツイッターで読んでねと告知しても、あまり反響は得られない。それは“ホット”ではないからだよね。逆もまた然り。私はツイッターのリンクを貼ったトゥートをあまり気に留めない。あゝツイッターで話題なのね、とクールな目でみてしまう。
それはやはり、読む/読まれるの関係性があるか無しかにかかっているからだと思うんだ。はい告知します、読んでね読んでねと投げこんでも、余程おもしろくないかぎり、読んではくれない。日ごろ自分の投稿を気にかけてくれている人が書いた文章だから、どれ読もうかって気になるんだよね。
白状すると、私はマストドンをし始めてから、はてなブログ『鰯の独白』を再開している。マストドンの投稿を一週間ごとにまとめているんだ。ツイッターには告知しているよ。ツイッター常駐から離脱した岩下の、その後を気にかけてくれる方が数名はいるから、その方々のために。訪問者数は平均して一日50人くらい。マストドンには告知しない。すでに皆さん目にしているからさ。 これも前に書いたことだけど、私は自分の文章を残しておきたい。だからブログ記事にまとめているんだ。
人それぞれだけど、「自分の発信したお喋りなんか残らなくてもいい、なんなら書いたそばから消えてしまってかまわない」という意見をよく見かける。だけど私はそのたびに「そりゃもったいない話」だと思ってしまう。 私は中学生の時分から、詩とかマンガとか日記とかを一緒くたにしたノートを欠かさず書いていて、ほとんど捨てずにとっている。さすがに読み返しはしないけど、自分にとっては、かけがえのない大切な宝ものだ。
だから、マストドンの記事をまとめてくれるサードパーティがあればいいと思う反面、なくてもいいかな、と思っている。はてブにまとめた記事をプリントアウトして、スクラップしているからね。 自分でも、何やってんだ莫迦じゃね? と苦笑してしまうけれども、畢竟これが私の趣味なんだろうな。
("エビデンス"って別に相手をやっつけるための魔法の言葉じゃないだろうに。という意見に)
「エビデンス」について、私も前々から同じ違和感を抱いておりました。医療従事者の方からも、「エビデンスは医療の現場で日々使われている専門用語ですが(具体例を列挙)、SNSでの使われ方は正直ひどいと思います」という感想をいただいたことがあります。
2023/01/16
"Tighten up" Yellow Magic Orchestra
"Shadows on the Ground" Yellow Magic Orchestra
今朝の通勤音楽は『サーヴィス』。「リンボ」「マッドマン」(大好きな)「パースペクティヴ」など佳曲が多いが、この曲の流麗さも見逃せない。それこそ今様シティポップの文脈で捉えなおせるんじゃないかしら。
熊本地裁の刑事裁判、特定の裁判官が〝即日判決〟連発 開廷30分で実刑も 「拙速では」と疑問の声
記事より一部を引用。
元東京高裁判事の木谷明弁護士(東京)は「即日判決は、法廷が形骸化するとの批判もある。裁判は当事者の意見を十分に聞き、被告と被害者がともに納得できる内容になっていることが重要。事務処理的な対応になっているとしたら、賛成できない」と指摘する。
【水道橋博士の辞職・れいわローテーションについて れいわ新選組代表 山本太郎 談話】
① またも奇策を弄した、落伍者救済だなどと大新聞および各方面から叩かれているようだけど、今後の党の伸長には良い判断だと思う。山本太郎の個人商店から脱却してもらいたい、れいわオーナーズとしては。
② 私は、各政党の得票率に応じて議席数を配分する比例代表制を弱小政党として最大限に活用するために、熟慮した上での判断だったと理解している。面白半分でローテーションなんてできないよ。なんなら他の政党もれいわに倣えばいいと思う。議席に安住している余所の議員も緊張感を持てるんじゃないかしら。
③ れいわ新選組がきもに銘じてほしいこと。それは水道橋博士の公約だった<反スラップ法。権力を持たない私人に対する口封じ、イジメの裁判をできない法律を作る>を実現することだ。博士の意志をぜひとも継承してもらいたい。それがれいわ新選組に一票を投じた有権者への誠意だと私は思う。(以上、Twitterに投稿済)
註:直接リプライはなかったものの、マストドン内でも今回の「れいわローテーション」については批判が目立った。「ピンクのN国」とか、さんざんな言われよう。一々反論はしないけど、あーそう見えるんだな、しゃあないやと思うだけで。
上の投稿は多く読まれたはずだ。しかし、それから数日間、私の投稿への反応はかなり少なくなった。ツイッターと違って、マストドンで「れいわ新選組」があきらかに冷遇されている証左だ。
2023/01/17
"Lady Day and John Coltrane" Gil Scott-Heron
全国の教育、保育施設等に、児童や園児を対象とした殺害犯行予告メールが届く事案が発生している。盛岡や山口のニュースは既出だが、私の地元熊本でも、複数の施設に同様のメールが届いており、報道にもあるように、「今から1週間以内に、全国のどこかで通学中の小学生を同時多発的に殺害する」という内容なのだそうだ。対策をこうじるために現場は緊張の度合いを高めている。もし・万が一を考えると、愉快犯的な犯罪ではと決めつけるわけにもいかない。直接の犯行予告がきていない施設であるなら、明日も通常どおりのスケジュールを行うしかないが、何故どうしてこのように卑劣な事案が発生するのか、本邦社会がかろうじて保っていた「してはならない」の閾値が昨今つるべ落としに下がってきているのではないか、との思いが拭いされない。
翌日(1/18)熊本でも<園児の殺害予告メール 熊本市の保育施設2カ所に 市が注意呼びかけ>と報じられた。
30代に子育てに追われていたけど、あの時に子育て世代は社会的弱者だと実感した。生後二ヶ月の息子を簡易託児所に預けて毎日送り迎えしていたという体験談を読んで
私も大筋はそんな感じだった。保育園の送り迎え、夕飯のしたく、他さまざまの家事。授業参観ももっぱら私。子どもからは「もっとフツーの家庭で育ちたかったよ」とあとでいわれたけど。
四半世紀前の首都圏の衛星都市でも、参観後の懇談会に出席する父親は、クラスで私ひとりだった。今はも少し増えたのだろうか。
それまでノンポリだった私が、今の考えに変化していったのは、保育園の保護者会、小学校での子ども会・学童・ミニバスクラブなどの役員、はては市の体育指導員と、なんだかんだを引き受けて、地域の実情に通じていったからだろうな。
当時住んでいた「野老」は、旧町内の保守層と都内勤務の新ファミリーが共存する不思議な町だった。どちらにも属しない私は、ふたつの価値観がぶつかる狭間にいて、あるときは調整役、またあるときは学校や行政に訴えかける当事者だった。
そのとき「市民」として動いた経験が、ある種の思想を形成していったのは間違いない。私はどの党派にも加わらなかったけれども、式典での君が代には立たなかったから、周りはヒダリだとみなしていたはずだ。しかし思想信条で排除されることもなく、今ふり返ればかなりリベラルな地域性だった。
あー、長くなった。昔語りはほどほどに。なにせホラ、ここマストドンは年寄りの繰り言をタダで披露できる結構な場所らしいけど、あまり調子に乗ってると、過去を潤色しかねないから。そうならないうちに、このへんで、おしまい。
(こんにちは。だいじょうぶですよ。むしろもっと聞きたいです、との返信に)
いずれまた。今夜はやめときます。ありがとう。
2023/01/18
Four in the morning Crapped out Yawning
Longing my life away
I’ll never worry Why should I?
It’s all gonna fade
In my little town
I never meant nothin’ I was just my father’s son ……
Nothing but the dead and dying
Back in my little town
The Northern and the Southern Hemispheres
Love emerges and it disappears
I do it for your love I do it for your love
今日の足もと。
靴:(ホーキング)陽焼けにつき変色、エービーシーマートのバーゲン品で1,000円。
ズボン:(洋服のアオヤマ 処分品)これも変色で100円+裾直し700円=計800円。 着心地、履き心地ともに申し分なし。温かい。
凶器を持った不審者が敷地内に入ったらどうするかシミュレートしてみようという議案に、
「長い棒みたいなもので相手を威嚇します」 「消化器を振りかけます、あと殺虫剤とか」 「とにかく何か、手当たり次第そこにある物を投げつけます」
という意見があがった。私は 「ぜーんぶ不正解」 と声を大にして、 「そんな自分の身を危険にさらしてどうすんの。相手が刃物かなんか投げてきたらアウトじゃないか。身を挺して守る、って発想を捨てること。まず保護すべきを安全なところへ誘導する。それと同時に自分も不審者から遠ざかる。危ないと思ったらすぐに逃げなきゃだめだ。命あってのモノダネだよ」 といった。
が、私の伝え方がまずかったのだろうか。みんなきょとんとしていた。 向こうみずと勇敢は違う。そこを勘違いしていると、きみらは身を危険にさらしかねない。 口酸っぱくしてでも、そう伝えるべきだった。明日また、別の機会にいい添えよう。
父が残した衣服のうち、気に入ったものは私が着ている。かなりの数であるが、唯一、袖が若干短い。 ちと短いな、と思うたびに、父を思いだす。
私も亡父の洋服は積極的に着るほうだな。杉綾のコートはヘヴィーローテーション。袖丈が多少短い事情はいずこも一緒かも。
「ふるさと納税」。なんで稼いでるやつにワザワザ税金でキックバックなんかしてやる必要があるんだよ。 腹立つから一回も使ったことねえわあんなの。損してるとはよく言われるが矜持の問題だよ
損してる、とはよくいわれるな。とくにふるさと納税やらマイナカードのポイントやらで。なぜやらないの、今のうちだよと。
自民王国の熊本だが、じつは維新の会との親和性が高い。松野明美、(選挙区は違えど)小野泰輔と、二人も国会議員を輩出している。
日本維新の会は18日の会見で熊本県総支部を設立し、代表には、党本部で選対本部長代行を務める井上英孝衆議院議員が就任したことを発表した。 また、去年の参院選で初当選した松野明美参議院議員が副代表に、元熊本県副知事の小野泰輔衆議院議員が顧問に就任した(TKUニュース)
なお、この件とは関係ないことだが、今日帰宅時に、参政党のオレンジ色の幟を立てた小集団が、街宣しているのを見かけ、暗澹たる気持ちになった。
2023/01/19
久しぶりにSpotifyでロバート・パーマーを開いたら今まで欠番だった『メイビー・イッツ・ライヴ』と『プライド』がラインナップに加わっていた。これは嬉しい。彼が“ソリッド”を追及していた時代の作品だけど、メロドラマ風のバラードで見得を切ることも忘れない。唯一無二の歌手だったなあとつくづく思う。
朝起きて、メロドラマ風、と記したのは外れていると考え直した。ロバート・パーマーの歌唱というか表現スタイルは、つねに客観的で感傷に溺れない、一種のストイシズムに支えられている。そこが彼の、他とは違うところだから。
1983年の『プライド』はとくにB面がおもしろい。「セイ・ユー・ウィル」のビッグバンド擬きアンサンブル、「ユー・キャン・ハヴ・イット(クール&ザ・ギャングのカヴァー)」のミドルエイトの歌いっぷり、終曲「シルバー・ガン」の呪術的ワンノートにおけるコラージュ等、創意工夫のオンパレードだ。 ロバート・パーマーについての短い記事を以前ブログに書いている。よろしければご笑覧あれ。
kp4323w3255b5t267.hatenablog.com
……んー不調だな私。いろんな意味で。
ですます改め全文転載
岡山県備前市は0歳~5歳児まですべての園児の保育料を無償化していた。また、2022年4月から「子育て世帯の負担を減らすため」として市内の10小学校、5中学校の給食費と学用品費を無償化してきた。 ところが、備前市教育庁は12月16日付で「令和5年度の給食費及び学用品について」「令和5年度の保育料について」と題する文書を市立学校児童・生徒の保護者、市立学校入学予定児童の保護者、保育園・子ども園の保護者あてに配布。これによると、園児・児童・生徒及びその世帯員の全員がマイナンバーカードを取得している場合、申請により保育料・給食費・学用品の納付が免除(無料)になるとのこと。つまり家族にマイナンバーカードを取得していない人がいれば、保育料等の無償化の対象から外れることになる。マイナンバーカードを取得している・していない、で納付免除に差があるというのは教育の機会均等に反し新たな差別を生み出すことになる。マイナンバーカードを取得していても取得していなくても従来通り、園児の保育料、児童生徒の給食費・学用品費を無料とするよう切に願う。
チェンジ・オーガニゼーションのライン署名については賛否両論あるけれど、前掲のキャンペーンについては拡散するべきだと思い、マストドンにて応援を求める次第である。
無償化の申請にマイナンバーカード取得が必須であるとするなら、無償化ほんらいの目的である少子化対策、子育て支援事業の主旨から完全に逸脱しているといえる。ゆえにこれは、行政に見直しを求めることができる事案だ。私が<子ども達への平等な教育・保育を求める実行委員会 びぜん子育てホットスペース>に賛同し、署名したのも、議会に諮るまでもなく、制度変更が可能であるはずと考えたからである。
(しかし、その予測が甘かったことを、翌日の東京新聞記事で知ることになる)
2023/01/20
すでに無償化されてるのに、「やっぱり、マイナンバーカード持ってないヤツは対象外にするよ」という
しかし、これは想像以上にひどい事案だ。備前市の担当者の頑ななコメントがそれを物語る。
備前市教育総務課の担当者は「マイナンバーカード普及を100%にしようという市全体の方針で進めている」と説明。取得できないような事情のある家庭はどうするのか尋ねても、「今後、課題が出てくれば検討する」と述べるにとどまる。
マイナカード交付率今月8日時点で68.37%、岡山県内の自治体ではトップクラスの備前市の
吉村市長は先月の市議会で「マイナンバーカードの普及でみなさまの生活を豊かにすることができるため、国も自治体も100%取得を目指す意義がある」と強調。今月の「広報びぜん」に寄せた新年あいさつで、「市民全員にカードを取得していただけるよう啓発に努め、先進的なデジタル都市を目指す」などとした。
他、関係省庁にも取材をもとめるなどして、マイナンバーカード普及になりふり構わぬ政府と交付金削減に恐々とする地方自治体との構図を浮かび上がらせた、多角的かつ立体的な記事である。ぜひ一読をお勧めする。
(この、備前市マイナンバーカードごり押し問題については、拡散の必要性を感じたから、ツイッターでも同じ内容を投稿した)
申請にマイナンバーカード取得が必須とは本末転倒で、無償化ほんらいの目的である少子化対策、子育て支援事業の主旨から完全に逸脱する「教育の機会均等」を奪うものだよ。
— 岩下 啓亮 (@iwashi_dokuhaku) 2023年1月20日
<マイナンバーカード作るかどうかは親の意思であって、子ども関係ないじゃない>という意見をマストドンにみた。同感である。
(デヴィッド・クロスビーが亡くなった、との報せに)
え⁉︎
デヴィッド・クロスビーの訃報を知る朝。
晩年の活動に目覚ましいものがあった。 ベッカ・スティーヴンス、マイケル・リーグ、ミシェル・ウィリスら新進気鋭のミュージシャンと組んだアルバム、『Here If You Listen』を紹介しておこう。
今は、ただ悲しい。
私は昔の仲間とのしがらみをたち切ってからがクロスビーの真骨頂だと思っている。
具体的にいえば、息子(とはいえよくある二世とはまったく事情が異なる)のジェームズ・レイモンドと、クロスビー・ピーヴァー&レイモンドを結成してからが俄然おもしろいのだ。スティーリー・ダン的なセンスを持つマルチプレイヤー、レイモンドの技術を得、クロスビーの音楽は懐メロに陥らず最先端に生まれ変わった。前述の『ライトハウス』に集った3人も今のアメリカで最も興味深い活動をしているミュージシャンたちだ。クロスビーが元来持っていた「ジャズ」の資質を開花させたのは、若手との交流である。
以前クロスビーがツイッターでロジャー・マッギン(古巣バーズのフロントマン)をブロックしたことが話題になったが、マッギン自身はクロスビーを嫌ってはいないとコメントしている。晩年の彼が自ら孤立を選ぶ面倒くさい爺さまだったことは疑いようもないが、私は最後のディケイドでクロスビーが送りだした5つの作品を「傑作の森」と評価したい。
2014年『Croz』からウィントン・マルサリスのトランペットが美しい一曲を。
【年寄りの懊悩ほど厄介なものはない】
十年前に熊本に帰郷してから、私は昔の仲間たちから、また音楽活動を再開しようとたびたび誘われた。パンクバンドやらジャズフュージョンのグループやらクラシックのアンサンブルからベンチャーズのコピーまで。そのことごとくを断った。つきあい悪い偏屈なやつだと思われただろう。でも馴れあいはゴメンだ。便利屋で使われるのはカンベンだ。日常業務に精一杯の私は音楽に情熱をそそぐ余力がない。採譜したり練習したり、楽器を担いだりミーティングしたりを考えただけでも億劫だ。意見の相違で消耗するのが目に見えている……
と、ここまで書いて「嘘だ」と思う。おまえホントは音楽やりたいんだろ? 自分の思うがままに、有利な条件で。だが、そんなもの待ってても永久に訪れないさ。自ら動かなけりゃな。おのれを欺くな、鰯。
なあ、これが老境というものだ。 内面にドロドロとした惑いを抱えており、ついぞ解消されることはない。 枯れた好々爺を演じるつもりはない。 そんな、期待される老人像をなぞるなんてまっぴらだよ。 不機嫌づらして他人様に迷惑をかけたくはないが、私ゃ周りにサービスするほどお人好しじゃないんだ。
David Crosby "If I Could Only Remember My Name"はSide 1の2曲目"Cowboy Movie"が大好きなんです。改めて聴くとNeil Youngの曲のような雰囲気、具体的に言うとDown By The Riverを思い出した。
確かに。ジェリー・ガルシアの弾くギターが、ニール・ヤングのような音色ですね。ニールは、デヴィッドの「オールモスト・カット・マイ・ヘア」を好んでいました(ベスト盤『CSN』のライナーノーツにニールのコメントが載っている)。
前に再雇用の70過ぎた男性と組んで経理をやってたことあるんだけど、本人はずっとやってきた自負と知識と自分より下の女に負けるかという謎の敵対心があるんだけど、もう伝票の整理一つ、仕訳一つ追いつかないのよ、溜め込む一方で。
あー刺さるされる。手が動かない。多量をさばけない。視力は下がる。集中力は衰える。要らぬ自尊心はないと思いたいが、人に任せる、委ねるを嫌がる傾向は、確かに年々増している。これは紛うことなき「老害」だ。早く後進に道を譲らねば。致命的なヒューマンエラーをしでかさぬうちに。
事業者様よ早く代わりを探してきてくれ。私のような使えねえポンコツに頼るな。
(註:探してきてくれの箇所は、当初「あてがってくれ」と書いていたが、女をあてがえと暴言をふり撒く輩のような言葉づかいだと気づいたので、編集してあらためた)
たとえば私は「ポイント」という概念が理解できていないんだ。貯める? 使う? 還元? わからない。なにもかも。わからなければならないのだろうが、わかることをこころが拒んでいる。
とはいえ、路頭に迷いたくはないよな。誰しもーー
【あとがき】
寄る年波を感じるばかりの一週間だった。今年に入ってジェフ・ベック、高橋幸宏、デヴィッド・クロスビーと、大好きな音楽家が次々と亡くなっていくからつらい。正直なところ参っている。そんな心境を反映してか、晦渋なトゥートが大半を占めた。
鰯 (Sardine) 2023/01/22