絲山秋子著『小松とうさちゃん』の、うさちゃんへエールを贈る 

うさちゃん。 ぼくは小松さんと同世代なんだけどさ、読んだあとどちらかといえば年下の宇佐美さんに肩入れしたくなったんだよね。だから親しみをこめて、うさちゃんと呼ばせてもらうよ。 うさちゃん、がんばったね。なかなかできることじゃないよ。小松さんのことをたまに疎ましく思いながらも、助っ人したくなる、しなけ…