本当に君は困った人だ

今朝また君からのメッセージが届いた。 ひと月前に、ぼくらは並木坂の、こ洒落たワインバーで再会した。 気がついていたか? ぼくが卓上の旨そうなアヒージョに手をつけなかったことを。 あれは意思表示だったのだ、ぼくは話にのれないぞ、という。 それは察知していたんじゃないのか。 音楽活動を再開できない理由も包み…