鰯の独白

鰯は、鮪よりも栄養価が高いのです、たぶん。

マストドン JP(2022/11/14~2022/12/11)全記録 その2

2022/11/30

昨日は私もお昼に焼きそばUF○を食べた(ふつうのソースのやつを)。うん、確かに罪悪感というか、後ろめたさみたいなものを感じつつ。

 

戦い方は人それぞれ。私にも多少の考へはある。

 

昨夜はうっかりさかなのギタリスト西脇一弘のブログと、それに異議をとなえた高橋健太郎の注釈を読んで、少しヘヴィーな気分になった。

20世紀の終盤に私も似たような経験をした。あの頃の雰囲気がにわかによみがえってきて、息苦しいのに目が離せなかった。

真相は藪の中であるにしても、私は両者の言い分が痛いほどわかる。アーティストは自分の創作に夢中で、その環境を誰が用意したのか無頓着になりがちだ。プロデューサーは予算や納期や調整に腐心するがあまり、ついついキツい言葉を投げかけがちだ。互いに配慮していても創作の現場に衝突はつきものだ。いや、まともに衝突しなかったがために、後になって怨念が募ったり、今さら思い出したくなかったりするのだろう。

私の場合、依頼者の思惑に沿った楽曲を提供できなかった。私としては制作の過程でずいぶん譲歩し、そのあげく「使えない」となったから恨み骨髄だった。向こうとしても先行投資を回収できずに憤懣やる方なしだった(らしい)。

当時の音源が世に出ることはないが、今の耳でデモ盤のコピーを聞くと、彼らの判断は間違っていなかった。私の作品はあまりにも独りよがりで普遍性に欠けていたのだ。

 

似たような展開は、世紀を跨いでもう一度訪れる。

おおげさにいうなら、それがMy Destiny。

All my lazy teenage boasts Are now high precision ghosts だ。

10代ではなく、30代だったけどさ。

 

マストドンの長所は、話の要点だけをつまみ食いされずに済むことだろうな。テキストの一部をサンプリングし、そこに新たな意味を付加するのもいいが、私は思考の展開そのままを書いて投稿したい。あまり体裁を整えないままで。

 

遅い昼休み。熊本人なら誰もが知っている、らくのうマザーズの「カフェオレ」。しかしこのパッケージ、ロートレックが現在に生きていたとしたら、一悶着あるだろうな。甘くてね、おいしいんだけど。

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2022/12/01

12月1日。早くも「Spotifyのまとめ2022」というのが作成されていた。私はまだ、「2022年に出会った曲」ってプレイリストを作成中だというのに。

①「再生時間は59,213分。日本の他のユーザーの98%よりも多く再生しています」か。

だろうね。ネットにつながっている間ずっと流しっぱなしだからなあ。

②「あなたのトップソングはイヴァン・リンス『Quadras De Rodas Medley』でした。8月10日には25回も再生していますね」だって。

まあね、コロナにかかっていちばん苦しかった頃だったから、救いをもとめたんだろうな。

③聞いた楽曲は9,060曲。「夢中になって聞きましたね」。

たしかに大半は夢うつつの状態で聞いているからなあ。

④「あなたのトップアーティストはジェネシスです。合計2,655分も聞きました」。

ちょっと恥ずかしい。けど好きなんだからしゃあない。

しかし、こんなふうに全てを数値化されるのは正直いって怖いね。

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滞在時間や再生時間で測られるものとはなんだろうね。忠誠心とか(笑)。

Spotifyの場合、私はpremiumで月額ナンボか払っているから、元をとっちゃる的に現金な側面があるのかもしれんな。

無意識のうちに払っているの、イヤなんだよ。

考えてみれば、NHK受信料は元祖サブスクだと思うね。世間の大半は、払ってる感覚なさそうだし。

【参考】

衛星契約 :2カ月払額:4340円 ・6カ月前払額:1万2430円 ・12カ月前払額:2万4185円

地上契約 :2カ月払額:2450円 ・6カ月前払額:7015円 ・12カ月前払額:1万3650円

 

以前、著名な作家がWeb上で掌編を発表したというので、さっそく読んで感想をツイートしたら、「岩下さん読むの早すぎです」とリプが返ってきたことがある。書いた本人としては、もっと味わって読んでほしかったんだろうな。

 

脳の使っていない部分を刺激するような音楽が好きだ。今だにそれを探しもとめている。

 

……おかしいなぁ。長文を投稿したのに反映されないや。ニュースを貼りつけたからかな?

www.tku.co.jp

台湾の半導体製造大手TSMCの熊本進出を機に半導体分野の人材育成を目指す熊本大学が2024年春に設置を目指すのは学部に相当する『情報融合学環(仮称)』。

定員は60人で、学部には人工知能ビッグデータ分析などを学びDX課題に対応できる人材育成を目指す『DS総合コース』と、半導体の専門的な知識を学ぶ『DS半導体コース』を設置。

また、工学部には学科に相当し半導体の開発や製造・評価、設計などに携わる高度な技術者の育成を目指す『半導体バイス工学課程』を設置する予定。現在、文部科学省認可申請が行われている(TKUテレビ熊本11/30のニュースより)

感想。

歴史ある地元の国立大学に新しい学部ができるのは結構なことだが、台湾セミコンダクターマニュファクチャリング公司の工場を熊本に誘致し、2024年に稼働するはいいが人材不足が目に見えているから学部を設立するという経緯は、正直いって、順番あべこべじゃないかとの思いを抱かざるをえない。

※ リンクを張らず、表現を少し穏当にして再投稿した。

 

ここマストドンは文章力の確かな方が多い。

 

また投稿中のまま止まっているぞ。システムエラーで投稿しそびれたテキストは、いったいどこに隠れているのだろう?

自分の文体に倦んだときには、音声で入力してみる。ほんとうにいいたいことが、わかるような気がする。

スマフォで書いていると文章が縮こまる。小手先ならぬ、指先のテクニックにはしるようになる。

 

2022年によく聞いたアーチストの第4位を聞きながら眠りにつこう。おやすみ。

 

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と、消燈したとたんに、ポトン・ポトンと音がして、ぷーんとにおいが漂ってきた。ポッポを片づけないと雄猫チャイはあばれ回る。しかたなくむくりと起きあがる私であった。あー

 

2022/12/02

私が文章に着目するのはそこに人となりが表れるからだ。実名か匿名かはまったく関係ない。

 

XTCずっと好きだったんだけど、Twitterには@)neonshuffleを名乗るネトウヨがいて、他にも偏屈なXTC好きがいたんで、嫌いになりかけた。

そのへんで私が一途に好きなのはブルーナイル、今年リリースの作品ではマディソン・カニングハムの『Revealer』に、XTCの影響を色濃く感じました。

マディソン・カニングハムのアルバム二曲め「Hospital」を聞いてみよう。これをアンディ・パートリッジが歌ったら、と想像してみて。彼女、むちゃくちゃギター巧いでしょ?

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Ugh, stomachache. Maybe it's because of the strawberry cake.

 

私も国税を払うのイヤだな。税金を払わないと結局自分が損するぞ式の論法はまったく説得力を持たない。あなた国税局の人ですか、と嫌味をいいたくなる。マストドンにいる人たちは生活に余裕のある人が多いのかしら。私はこれ以上搾り取られたくないね。

あまり豊かではないが、私はけちではないぞ。

ドネーションはそれなりにしている。すべきだと思うところへ、ささやかながら。おおやけにするつもりはない。

 

2022/12/03

あゝまただ。投稿中で固まってしまい、書いた文章がなくなってしまう。今からというときにうやむやにされ、出鼻をくじかれてしまう。この不具合、なんとかならんか。

 

さっき書いた文章を思い出してみる。

・政府は国民の無償の好意に頼りすぎている。

・事業所から自治会にいたるまで、ほんらい行政がすべき業務を民間に委託しすぎる。

・虫のいい制度設計ばかりを策定する官公庁をこともあろうか庇う言説が多すぎる。

財務省を諸悪の根源みたいに叩くのは無意味だというが、ならば今の増税路線を容認するというのか。ものわかりが良すぎる。

ざっとこんな感じのことを(もう少し強めの語調で)書いたが、投稿できなかった。

再投稿してみる。ぶじ送られるだろうか?

<人殺しの武器にばかり使われるなら、まじで税金払いたくない>の意見に対し、

それでいいと思うんだ。

 

チャイがふとんにもぐりこんで下腹部に寄り添ってくれるから、少し痛みがやわらいだ。私が弱ると、猫はかならず看病してくれる。ありがとう。

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昨日の朝の話の続きだけど。

音楽の好みが合うからといって、政治的スタンスがかみ合うとはかぎらない。

むしろあべこべの場合が多い。英ロックとくにプログレXTCあたりを好きなリスナーが偏狭で保守的なことに驚いた。君たちいったい何を聞いていたんだい、といいたくなるような。

音楽の趣味が合うからとフォローしてきて私の政治の話題に辟易してリムーブする方がおおぜいいたよ。

プロの音楽家や音楽関連のライターも然り。好みの音楽を作ったり論じたりする人が権力の横暴に沈黙あるいは迎合するさまに、けっこうガッカリしたここ十年間でした。

むしろ自分の好みの対局にある人たちが意外とまともだったりした。GLAYとかSUGIZOとか見直したもん。

それから和製R&Bを牽引したプロデューサーの松尾潔さん。以下のツイートは嬉しかったな。

「ラブソングばかり作ってきた松尾さんでも政治の話をするんですね」「踏み込みましたね」「お立場大丈夫ですか?」

この数週間どれだけ言われてきたか。そのたびにこう答えてきました。

「ヤワなラブソングをもっと作り続けたいからこそ、話してるんですよ」

わかっていただけるとうれしいです。

 

政治の話題が憚られる「世間」がおかしい。

職場や地域で、あるいはここマストドンで、政治の話をタブーにせず、喧嘩腰にならず、フランクに語りあうまでに、あとどれくらいかかるだろう。

R.E.M.の歌の一節を思いだす。「天気の話でもしようか、それとも政治の話でも?」

R.E.M.は曲調がハッピーでも、聞いてるうちになぜかせつなくなるんだ。不思議な歌だ。

 

緑茶が切れていると勘違いしたので紅茶を淹れて仏前にそなえた。母は嬉しがるだろうが、父はどうかな。

習慣。信仰心ほぼゼロの私なのに毎日なにゆえ仏壇に手をあわせるのだろう。

 

【今週の新譜】は、シン・リジーの『ライブ&デンジャラス/スーパーデラックス』の先行シングルや、フランク・ザッパジョージ・デュークの『ラブ』など、古株ロックファンの喜ぶリリースが目白押しだけど、とりわけ嬉しいのが、ポール・マッカートニーの『ザ・7インチシングルス』だ。リリース順80枚で159曲がまるごと聴ける。私の好きな「リトル・ウーマン・ラブ」や「アイ・ライ・アラウンド」も選びやすくなった。ポールの卓越した作曲術をたっぷり堪能できる、年末の嬉しい贈り物だね。

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2022/12/04

古株ロックファンとしては、クリスティン・マグヴィの訃報にも触れておかねばならない。ブルースを歌える女性鍵盤奏者としてフリートウッド・マックに加入、地道なツアー活動が実を結び、『ファンタスティックマック』『噂』の二枚でバンドはビッグネームに。クリスティンの素朴な楽曲はアルバムの清涼剤となり、プライベートでは苦境にあっても)クールな歌唱は鎮静剤の効果があった。87年の『タンゴ・イン・ザ・ナイト』では「エブリホエア」や「リトル・ライズ」でスティーヴィやリンジーに勝るとも劣らない存在感を示した。

と偉そうなことを書いたが、私がフリートウッド・マックの唯一無二さに気づいたのはごく最近のことである。彼らほど「妙なバンド」は(粘りあるリズム隊のグルーヴを含めて)なかなかいない。同時代的には空気みたいな存在で聞き流していた。今となって凄みがわかったという……

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エヴァ・キャシディもカヴァーした名曲「ソングバード」で追悼したいと思う。R.I.P.

 

どうしてもスーツを着る必要にかられ、高価なものは買えないので、完全閉店を掲げた(郊外にある全国チェーンの)店舗へ行った。しかし閉店間際の店は品揃えがまばらで侘しいものがある。以前スーツの新調は晴れがましい気持ちになったものだが。まあ、いろんな意味で今の私の身の丈にあった一着を得られたので良しとするか。

だけど、妻の光沢のあるブラウス(これも必要にかられて「郷土のデパート」で購入)と、私のあつらえたスーツがほぼ同額なのは解せないな。ていうか、どうしてペラペラでひらひらな一枚が、あんなに高価なのさ⁈

 

坂東裕大とグレッチェン・バーラトだ。これは昨年むちゃくちゃ聞いたな。ドラマは観てないけど。

訂正。

誤:グレッチェン・バーラト → 正:グレッチェン・パーラト

 

アルゲリッチアバドはパソコンの壁紙にしていた。あとイッツアビューティフルデイやアンダーカレントや海と私のねじれたキャンドルとか。GOOを表示していたら同僚に「お、ソニックユースですね」と言われて少し照れくさかったことも。ちなみに今はジミースミスの「クリスマスクッキン」。

 

昨年7月のことである。

肺炎で入院していた母は小康状態だったが新型コロナワクチンを接種したあと急速に体調が悪化し、十日後に死亡した。享年93歳だった。

ワクチンのせいで、とはいわないが(私はその後、三回ワクチン接種している)、ワクチンが病状をブーストしたとはいえるのではないか。

そもそも母が入居していた特別養護老人ホームは、母が入院したその直後にクラスターが発生し、十数人の陽性者が出た。母もまたコロナにかかっていたのではないか。

すべては推測だし、調べるすべもない。しかし私は、コロナウイルスの流行が、直接的もしくは間接的に、母の生命を奪ったと思っている。

新型コロナウイルスの感染者数、死亡者数について、おおやけに発表された数が信頼に値する正確なものかどうか、はなはだ疑わしいと私は思わざるをえない。

日本にPCR検査が定着しないのは、ものごとをはっきりさせたくない国民性にもよると考えている。陽性が陰性かさだかではない状態で出勤したり通学したりすれば、そりゃウイルスが蔓延するに決まっている。体調よくないですが今日も休めませんからの人は、抗原検査のほうが都合よかろう。実際の感染者は発表された数をはるかに上回っているはずだと私は思うんだ。

 

庵功雄 編著『「日本人の日本語」を考える プレイン・ランゲージをめぐって』(丸善出版

https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b304668.html

これは購入しよう。私が今もっとも必要とする内容の本だ。

 

自己紹介に以下の文を追加した。

「ことばにゆとりや余白を回復させたい。これまではソリッドさに固執するがあまり、ことばが萎縮していたから。」

マストドンで、ツイッターと同じようなことを書いてもしょうがないと思うし、ツイートそのままをコピー&ペーストしたようなトゥートは読みたくない。マストドンマストドンツイッターと違う話を聞きたい。

 

2022/12/05

LINEを私は利用してないけど、使ってる様子を側で見てると「大変そうだな」と思う。即レスポンスしないとマズいみたいな縛りや、自然と形成される序列みたいなもの。本邦ムラ社会の縮図そのものに感じる。

実生活でLINE等を利用することの危うさ。

たとえば職場や部活や保護者会の連絡網として使われた場合、同調圧や相互監視といった現実そのままを反映した人間関係の縮図となりがちだ。既読しているかどうかを詮索したり、誰から先に返信を送るか気を揉んだりと、始終つながっているので気が休まる暇もないというから大変だ。限られたサークル内で使われる場合のローカルルールは必要だろう。「緊急時以外は使用しないこと」など基本的な約束事を交わすべきだ。でないと際限なくなるから。

と、なすこさんの先日の連投を読んで思った。

 

うまいこといってやろうって邪念は捨てよう。大喜利じゃないんだから。

向こう側にいる人たちを懐かしむのはよそう。そのうちまた会えるから。

フォロワーの数なんて自慢するんじゃないぞ。暇だったって証拠だから。

Twitterのことなんかさっさと忘れてしまおう。惜しんでる暇はないから。

 

これは私のことだろうか? 「庶民の暮らしがどうたらで山本太郎しかないとかポエムかま」してたりはしないはずだが。

まぁいいや。れいわ新選組支持者を「れ新信者」などと十把一絡げにして事足れりとする意見は直ちにミュートするから。

昼飯が不味くなったよ、マストドン

れ新信者、沖縄のマルチ市議の件とか、都合の悪いことは完全スルーなくせに、庶民の暮らしがどうたらで山本太郎しかないとかポエムかます鰯みたいなのがゴロゴロいるからなあ…

……って、この「鰯」ってやっぱり私のことじゃん。べつに都合の悪いことを完全スルーなんかしてないぞ。あー無性に腹が立ってきた。ブロックする。それから、この湯の屁みたいに無内容なトゥートをブーストした人もフォローを外してミュートする。

ポエムをポエムと莫迦にするような不毛さに辟易したから移籍してきたというのに、またもやこういう雑なトゥートを当てつけられるのか。あーうんざりだ、まっぴらだ。

 

雨の駐車場で奥さんを待つ。仕事が終わるまでもう少しかかりそうだ。

音楽のことでも書こうか。

昨年Spotifyで再生した曲のなかで、ベスト5入りしたのが、アンドリュー・ゴールドの「ロンリー・ボーイ(1976年)。これもフリートウッド・マックと同様、当時から知ってはいたけどレコード買うにはいたらなかった曲だ。

この裏拍から入るイントロ、けっこう流行ったね。ポリスの「ブリング・オン・ザ・ナイト」やリッキー・リー・ジョーンズの「ウイ・ビロング・トゥゲザー」みたいに拍子の表裏がとれなくなるリズム。意表をつかれると人は確かめたくなる。最近ではどうなのかな。そういうヒット曲ある?

私にアンドリュー・ゴールドのことを思い出させてくれたのは、キハラさんだ。彼はTwitterのアカウントを削除してしまったから、もう二度と音楽談義ができない。

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TwitterやFBのメカニズムがパチンコと同じ」なのか。なるほど、頷ける話だ。もう何十年もやってないけど。続けざまにバズる感じは、確変かかったときの感じとよく似てる。buzzるはやっぱり射幸心をあおるんだね。

 

妻のことを何と書き表せばよいだろう。さっき奥さんと書いたが、多少違和感がある。絶対に使いたくないのが「嫁」。最近の若い男性はてらいなく「うちのヨメがー」というけど、私は聞いて不愉快になる。Twitterじゃときどきパートナーと記していたけど、実生活とかけ離れているし、細君とかワイフとか書くのもわざとらしいし。妻なら実際、「私の妻が」というからな。やっぱり「妻」と書くことにしよう。

 

湯槽の中で寝そうになった。危ないあぶない。

 

2022/12/06

今朝は昨日の残りに、冷やご飯とお餅を入れたおじやをいただいた。これがまた美味いんだ。

 

大久保由希と福岡史朗の渋谷BYGでのライブ、盛況に終わったようでなによりだ。

福岡の新譜『4』については、今年中にレビューを書こうと思う。高橋健太郎青山陽一が高く評価していた「タガネ」の延長線上にある作品集で、ピアノ主体の歌と演奏はさらに深化しており、他に類をみない境地まで達している。「タガネ」は昨年発表の『プリズム』に収録されている。

「ブラシを回すーー音」のところでガラッと風景が変わる。このフェーズが変わった・ページをめくるような場面転換がごく自然なんだ。あれ?いつの間にか戻っている。掴みどころがなさ過ぎだけども曖昧なところは特にない。シンプルで複雑な、書こうと意気ごんでも書けないもんですよこういう曲は。

kp4323w3255b5t267.hatenablog.com

 

2022/12/7

ふう。ようやく復活したか。

サーバが落ちているあいだ、久しぶりに古巣をのぞいてみたら、私は「闘うことを諦めて逃げ出した奴」になっていた。そんな奴には「誰もついてこない」らしいが、ついてこいだなんて口がさけてもいわないよ。ついてこられても迷惑だもん。たった一週間ほど留守にしただけでこのいわれよう。逃げ出して正解だった。

闘うって認識からしてもう違うんだよな。私は闘うためにTwitterしていたんじゃないのに。あなたは何とたたかっているのとリアルで訊かれたことがあるけど、そういうふうに映っていたのかな。私はただ、もがいていただけなのに。

私のことを逃亡者認定した男は、以前も二週間ツイートしなかった私を、あしざまに罵っていた。そこにはこれくらい噛みついても許してもらえるだろうという甘えがあった。あの時点で私は、彼のイワシさんへの「依存」を断ち切っておくべきだった。

それにしても人に向かって「奴」とは何だ。せめて「ヤツ」と記せよ、失敬な(←引っかかる箇所そこかよ)。

自分の今いる場所だけが闘う土俵だと認識しているのなら、それはとんだ思いあがりだ。

 

今朝がた「フェーズが変わった」という(あまり好きではない)弁法を使った自分のブログ記事を引用したが、たしかにイーロン・マスクが就任して以降、Twitterのフェーズはあきらかに変わった。その変化、何割のユーザーが気づいているだろうか。まるで車軸が曲がり、制御装置が働かなくなったクルマでハイウェイをつっ走っているかのようだ。

 

What’s “闘う”

マストドンは一見平和そうにみえるが、それは錯覚だ。先日も私をdisった無礼なトゥート(マストドン用語。ツイッターのツイートと同義)をみつけたので、即刻ブロックした。すさんだ心の持ち主はどこにでもいる。そういう通り魔みたいなアカウントと争っても消耗するだけだから相手にしないほうが賢明だ。これからもSNSを続けたいなら、自分の居心地のよい場所にしていくべきだと思う。闘いから逃げているといいたいんならいえばいい。

iwashi-dokuhaku.medium.com

 

シューマンは知らずしらずのうちに借用しているケースがある。一箇所にとどまらずつねに流れていく自由形式なので、それと気づかぬまま使ってしまうのだろう。

この場合の主語は、「現在の音楽家」。私ではない。平たくいえば、シューマンのメロディーと知らないまま、パクッている音楽が数多あるということ。

 

Laufey(レイヴェイ)はアイスランド出身の歌手。落ち着いたアルトが魅力的。今年のクリスマスソングにどうぞ。

A Very Laufey Holiday - Single by Laufey | Spotify

 

師走に入ると方々からペートーヴェンの第九が聞こえてくる。合唱の経験があるということで私は小さなサークルで「歓喜の歌」を歌うことになった。

余興とはいえ、各パートの音程やドイツ語の発音などに調整が必要である。練習のさなかに、私はとつぜん『トーマの心臓』の一場面を思いだしていた。最上級生の席に紛れこんだ朝の礼拝で変声期前の歌声を発しようとしたエーリクの口を、バッカスが「しっけい!」と塞ぐ。

「バスにソプラノがまじってちゃまずい」

バスのパートを歌いながら、思い出し笑いして怪訝な顔をされた。

中二の夏に遭遇した萩尾望都の諸作品は、私に多大な影響をもたらした。『トーマ〜』の終盤でバッカスは、煮え切らない態度のユーリの根性を直すべく「五、六発ぶんなぐるんだな」とオスカーを焚きつける。するとオスカーは「顔がかわっちまう……」と返すのだ。

「顔がかわんのはこっちだよ…… やつァ(ユーリのこと)けっこう強いんだ……」

これまでに読んできた勧善懲悪の物語では味わえない、人と人との微妙な間合いがそこに描かれていた。

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暴力による支配は根絶されねばならない。

暴力の回避は『トーマの心臓』における通奏低音である。

ユーリ=「やつ」の強さは、理性による自律である。それはフェンシングや教鞭の場面で何度も示された。一方で、エーリクを組み伏してハサミを振りかざすような危うさを裡にかかえてもいた。

オスカーは噂を吹聴する下級生を制裁しようとしたことも、下級生を脅す上級生に睨みをきかすこともあった。腕に覚えがあるからこそユーリの強さを正確に測ることができた。

ギムナジウム(寄宿舎)のそこかしこに暴力の萌芽があった。しかし、あらゆる暴力の行使は未遂に終わる。ただ一つの例外を除いてはーー

当時の少年マンガに顕著な、ケンカの相手に勝つことを目的とする単純な物語構造をくつがえす、人と人とが織りなす複雑な心理劇を萩尾望都は描いた。

エーリクの短絡をユーリが「それでは問題の解決にならない」とたしなめる場面がある。かつて暴力に服従した経験をもつ彼は、暴力支配の無意味さをよく理解していたが、過度な抑制からみずからを解き放つ必要にも気づいていた。

 

2022/12/08

動画をアップしようと何度かトライしてみたがだめだった。

るまたんさんのアドバイスでfedimovieのアカウントを作成し、動画をアップしてみた。

これでどうだろう? うまくいくかな。

fedimovie.com

 

ハウスにはあまり明るくないが、Summer Daze好きだったな。リズムだけでせつなくなるという意味では、Mr. Fingersのこれなんかも。

違った。これも好きなんだけど、伝えたかったのは“Children at Play”だよ。

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21世紀の「サークルゲーム」だと思っている。the bird and the beeの“again and again”。

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クリスマスソングもリリースしていた。週末に新しいプレイリストでも編んでみようかしら。

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子どもの遊んでいる声が私は好きなんだ。うるさいとは思わない。歓声を聞くたびに、思う存分楽しんでくれと思っている。

わが家のとなりは幼稚園だ。物心ついたときから子どもたちのさんざめきを聞いて育った。だから抵抗ないのかもしれない。

子どもの声を騒音に感じる人が世間には一定数いる。とくにお年寄りに多い。煩わしく感じる気持ち、わからなくもないが。

生命力のほとばしりはまぶしい。トゥマッチに思うこともしばしばある。私だって日々衰えを感じる還暦すぎの老人だから。

私は園庭の隅っこで、仲間の輪に加われず、わんぱく坊主たちが走り回るさまをおとなしく眺めているような子どもだった。

だからこそ思う、大勢のなかの一員になることも子どもにはかけがえのない経験なんだと。大人はそれを妨げてはならない。

喧騒も静寂も軋轢も寂寥も充足も、子どもにはさまざまなシチュエーションで、「感じる」を掴みとる機会を与えてほしい。

そこは塞がずに開こう。保育士任せではなく社会全体で子どもを育てていこう。かつて私たちも通過してきた道なのだから。

 

あー、また今夜もポエムかましてしまった。もう一眠りしよう。チャイ、朝ごはんはもう少し待て。いつもの時間にあげるから。

 

2022/12/09

「こんな寒い朝に似合う音ってなんだろう」

と私は訊ねた。彼は

マニュエル・ゲッチングの『E2-E4』、ですかね」と即答した。

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あの会話から15年も経ってるのか。つい昨日のことのように覚えているのだが。

 

北西の空低くしらじらとした満月がぽっかりと浮かんでいた

 

2022/12/10

私は一瞬「あれっ」「えーと」と考えさせられる話題がすきだ。たしか彼女、英国出身だったよね、と確認したくなるような。

 

いいな、と思う写真を載っけたトゥートを四つブーストした。

※トゥート=Twitterでいうところのツイート 

ブースト=Twitterでいうところのリツイート

 

Twitterから何かを「持ち込む」にしても、それなりの工夫をほどこしてほしいな、ここでは。

工夫っていうのは問題のたてかたよね。Twitterでは、自論を擁護するがあまり話が妙に捻れている例をよく見かけた。あらかじめ防禦している投稿は、胸の痞える感じがする。

 

Twitterの広告で、マンガが頻繁なのはアルゴリズムが私の傾向を判断してのことだろう。つい覗いてしまうのだ、さわりの部分の誘導を。それで、

「有難ッス、オレ会社辞めます(ボコボコボコ)」

を何度もみるはめになる。無料お試しにもアプリ取得にも無縁だが、感情過多になる要因かもしれないな。

なんだろうな、怒りや憤りを誘発する装置でもついているのかなと思うよ。コミックサイトへの誘導も情動をかき立てる要因の一つだね。

 

デヴィッド・クロスビー、2018年キャピトルシアターでのライブアルバムもリリースされていた。ライトハウスバンドと銘打たれたサポートが凄いメンツで、ベッカ・スティーヴンズとミシェル・ウィリス二人の女性歌手、スナーキー・パピーのマルチ・インストゥルメンタリストのマイケル・リーグと、いまの時代を切り拓くプレイヤーたちが御大の歌を支える。過去と未来をつなぐ、こころ温まるハーモニーだ。

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先ほど車中のラジオから流れてきた楽曲。ソフト&メロウなA.O.R.だなと思ったら、今年10月リリースの新譜だという。ヤング・ガン・シルバー・フォックスという二人組だそうだが、ここまで作りこみが徹底していると、ある意味マニエリスムだなと感じた(誉めていない)。

どっかに新味がないとね。昔をなぞるだけじゃ。

 

いいなと思った投稿は、積極的にブーストすることに決めた。SNS分析も必要だけど、まずは頷ける意見を紹介しつつ、静かな盛りあがりを期待したい。

 

マストドンの仕組みを理解したとはいいがたい。正直いって、サーバについてはよくわかっていない。複数のサーバを使いわけるほど私は器用ではないけど、jp.以外の住処をblueに設けてみた。引っ越すかどうかは今のところ未定です。