おれは単純なんだろうか?
これを観ていると、どうしても泣けてくるんだ。
多くを語ろうとは思わない。たった1分だから観てください。
アメリカ合衆国の大統領予備選、民主党の候補者バーニー・サンダースのキャンペーンコマーシャルを。
バツグンのセンス。
なぜ日本の野党は、これに匹敵するクオリティのキャンペーンを打てないのだろう。
なぜ日本の社会に、デモクラシーが根づかないのだろう。
泣けてくる理由は、サイモン&ガーファンクルでいちばん好きな歌を使っているからか?
それだけではない。
ぼくは悔しいのだ。
少なくとも2009年、政権交代前夜の民主党は、これには及ばないにせよ、かなりイイ線行っていた。具体的な政策を、国民に訴えかけていた。<民主党CM - YouTube>
だのに……
アメリカがいま大きく変わろうとしている。その兆しを感じとれないのだろうか。
いまこそ野党は一致して自由民主党の強権を打破しなければならないというのに。
民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい。だと?
そんな軽薄な文句で人のこころが揺り動かされるものか!
もう一度、サンダースの映像を観てほしい。カメラが、なにを映しだしているのか。
アメリカの市井に暮らす、普通の人々(Ordinary People)の表情だ。
もちろん俳優を揃えて美化し、演出を凝らして理想化した、架空の市民像だ。
しかし、理想のビジョンを示すことに躊躇いがあってはいけない。
どうか自虐的にならずに、堂々と示してほしい。
日本における民主主義のありかた、を!
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