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鰯の独白

鰯は、鮪よりも栄養価が高いのです、たぶん。

デヴィッド・ボウイと大島弓子

 

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2016年1月10日、デヴィッド・ボウイが69歳で亡くなった。訃報とお悔みがインターネットを飛びかうなか、ぼくも一つだけ、かれの墓碑に花をたむけようかと思う。

かれの音楽、舞台、映画、表現活動に於ける諸々の業績は、誰か他の方が詳細に語ってくれるだろう。
 
ぼくは70年代後半、デヴィッド・ボウイに出くわしたが、それとほぼ同時期に、少女マンガにも遭遇した。とりわけ大島弓子は、ぼくのその後の人生に、決定的な影響をもたらした。そしてかの女の作品群には、デヴィッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』<David Bowie - The rise and fall of ziggy stardust (Full Album) - YouTube>が、くり返し引用されている。
そのことを記しておくのは、意味があることだと考え、ぼくは大急ぎで帰宅し、書棚の奥にある大島弓子の単行本をひっぱり出し、以下の三葉を撮影した。
説明は割愛する。絵を見て、思いだしてほしい。
 
 
⑴『ミモザ館でつかまえて』1973年
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亜麗が(ギク、なんちゅううたを)歌っているのは、「ハング・オン・トゥ・ユアセルフ」。

David Bowie Hang On To Yourself - YouTube

 
⑵『いちご物語』1975年
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バラを摘む日向温が歌う「スターマン」(かなり意訳)。
 
⑶『バナナブレッドのプディング』1977年
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新潟健一教授が御茶屋峠に放ったセリフは、「ロックンロールの自殺者」の冒頭である。
 
 
他にもデヴィッド・ボウイの影は、『ほうせんか・ぱん』の500円ポスターから飼い猫「サバ」の風貌にいたるまで、各作品に散見するが(『ヒー・ヒズ・ヒム』にマーク・ボランを、『バナナブレッド……』の奥上大地にルー・リードを発見するのも難しくはないだろう)、追悼の夜だ、これだけにしておこう。
 
 
註:いっとう上の一コマは、『海にいるのは…』(1974年)のオーガスティン。
 
iPhoneより投稿)
 
 
 
 
 
……だけど、回想ばかりじゃツマラない。デヴィッド・ボウイの新譜(力作だ!)を聴こうじゃないか。