リュウジは運転が得意だった。 18歳になると、すぐに免許を取得した。 高校三年の時分、おれはたびたび学校をさぼり、リュウジの家に行っては、時間を潰していた。 かれの部屋で、ロックのアルバムを、大音量でかけていた。 リュウジは免許を取ると、おれを…
日本くん、だいじょうぶ? 平気だよ、問題ないさって気丈にふるまっているものだから、ぼくは遠巻きに見ているんだけどね。 なんだか心配だよ。 それに、危なっかしいよ。 突ついたらすぐに爆発しそうなんだもん。 おっかないから、近寄らないようにしている…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。